【目次】
ゴルフのトップシーズンは春と秋。気温が20度前後の時期がゴルフをするのにベストな環境になります。このベストシーズンにコースデビューをするゴルフ初心者の方も多いと思います。
初ラウンドが決まりゴルフの練習はたくさんしたけど、コースデビューには何がいるの？ゴルフ場に着いたら何を最初にすればいいの？など、ゴルフビギナーの方は初めてのゴルフ場に対して不安も多いのではないでしょうか？
そんなゴルフ初心者の方が自信をもって初ラウンドに挑めるよう、来場時間や服装、ゴルフ場に到着したときにやること、ラウンド前に何をしているのかなどゴルフスタート前を徹底解説します！
ゴルフ場に到着するのはスタート時間の何分前が正解？
ほとんどのゴルフ場では「ゴルフプレーの30分前にはゴルフ場へお越しください」というアナウンスがされています。
この「スタートの30分前に」というのは、スタート時間の30分前までにプレーができる状態にしておくという意味があります。スタート時間の30分前にゴルフ場に到着でOKという意味ではないので気をつけてくださいね。
ゴルフ初心者に多いのは、スタート時間を到着時間と勘違いしてしまうこと。
スタート時間の約1時間前にゴルフ場に到着しておけば、スタート前の準備や着替え、パター練習などを行えるのでゴルフ前に心の準備と余裕を持つことができます。
また、ゴルフ場へ向かう途中で渋滞や事故などに巻き込まれる可能性もありますので、時間に余裕をもってゴルフ場に向かうことをお勧めします。
ちなみに私はスタート時間の1時間から1時間30分前にゴルフ場に着くようにして、起床時間と移動時間を計算しています。
（例）スタート時間が9：00の場合
5：30～6：30 起床・準備
6：30～7：30 移動時間
7：30～8：00 ゴルフ場に到着
8：00～8：45 ストレッチ・パター練習
～8：50 スタートホールへ集合
9：00 ラウンド開始
スタート時間の30分以上前にゴルフ場に到着しておくと、準備に慌てずゆったりとした気持ちでプレーに臨むことができます。
ゴルフ場への到着が渋滞や事故で遅れそうな場合
渋滞や事故などに巻き込まれてスタート時間ギリギリの到着になりそうな場合や、スタート時間よりも遅れそうな場合は必ずゴルフ場へ連絡を入れます。
連絡を受けたゴルフ場は後続の組とスタート時間を変更させるなど、他の組が遅れずスタートできるように調整します。ゴルフ場では自分の組だけでなく、周りの組への配慮も必要です。
※ゴルフ場によっては揃っている人だけでラウンドをスタートさせ、遅れて来た人は途中のホールで合流する場合もあります
ゴルフ場へ連絡をした後は、同伴者へ遅刻をすることとゴルフ場の判断を伝えます。どういった対応になるかで同伴者の心持も変わってきますので必ず状況を連絡します。
あとは安全にゴルフ場へ向かえばOKです。トラブルがあってもゴルフ場や同伴者へのすぐに連絡ができると、初心者でもスマートなゴルファーという印象を同伴者に与えることができますよ。
ゴルフ場に入るときの服装
原則ジャケット着用で革靴を履いて来場します。ゴルフ場に着ていってはいけないNGな服装は、デニム、Tシャツ、サンダルなどカジュアル過ぎるもの。
ゴルフ場によってはカジュアル化され、ラウンドウエアやスニーカーでの来場が許可されているゴルフ場もあります。
来場時の服装について心配な場合は、ゴルフ場に問い合わせていただくと安心です。
OKゴルフ場来場服
NGゴルフ場来場服
ゴルフウェアのドレスコードについてはゴルフを始めるには何が必要？ゴルフ初心者必見！買う物からゴルフマナーまで完全網羅ガイドをご覧ください。
ゴルフ場についたら
ゴルフを始めたばかりでゴルフ場に行くのが初めての場合、ゴルフ場に着いたら何をするの？段取りは？と不安な点がたくさんあると思います。
車でゴルフ場についてからゴルフプレーをスタートするまでの流れをご紹介します。
キャディバッグや手荷物の積み下ろし
クラブハウスのエントランス（玄関前）まで車で向かい、ポーターと呼ばれるゴルフ場のスタッフが指示する場所に車を停車させます。
通常ポーターがキャディバッグを降ろしてくれますが、新型コロナウイルスの影響で、ポーターの積み降ろしサービスを行っていないゴルフ場もあります。その場合は、自分でキャディバッグを指定の場所に降ろしましょう。
キャディーバッグを降ろすときに、着替えやゴルフシューズ、他の手荷物などを降ろしておくと駐車場から手ぶらでチェックインができます。
また、キャディバッグにネームプレートが付いていない場合は、このときに伝えると紙のネームプレートをつけてくれます。キャディバッグが迷子にならないためにも、必ずネームプレートはチェックしましょう。
チェックイン（受付）
クラブハウス内のカウンターで受付をします。受付用紙に住所、名前、電話番号を記入しフロントスタッフに渡します。予約内容を確認するとスタッフからロッカーキーがもらえます。
受付は名前だけでダメなの？と思われるかもしれませんが、ゴルフ場に忘れ物をしてしまった場合など、ゴルフ場から利用者に連絡を取るために必要となります。忘れ物をした場合は、記入した住所にゴルフ場が着払いで荷物を送ってくれます。
ロッカールームで着替える
フロントスタッフからロッカーキーを受け取ったら、クラブハウス内にある案内に従ってロッカーへ向かいます。だいたいのゴルフ場には「ロッカールームはこちら」と書かれた看板がありますので、それを頼りにロッカーへ向かいます。ロッカーでは、フロントスタッフから手渡されたロッカーナンバーのロッカーを使用します。
ロッカールームでは、ゴルフウェアに着替え、ゴルフシューズに履き替えます。他の人の邪魔にならなければストレッチを行ってもOKです。
ラウンド準備
飲み物やラウンド小物を置くために自分が使用するカート（ゴルフ場で使用する車）へ向かいます。このときカートの番号はわからないので、自分のキャディーバッグが積まれているカートを探します。
カートが見つかったら、ボールやティの確認などゴルフプレーがスムーズにできるようにスタート準備を行います。ストレッチなどの準備運動もこの時に行っておくのがおすすめです。
まだカートにキャディバッグが積まれていない時は、キャディーマスター室にいるスタッフに自分のスタート時間と名前を伝え「カートの番号を教えてください」と尋ねると使用するカートの番号を教えてくれます。
スタートホールへ向かう
ゴルフ場の混み具合にもよりますが、10分前にはスタートホール（1番か10番）に向かいます。
それぞれの組のスタート時間は、7～8分間隔でずらしてスタートしていきます。前の組の進行がスムーズな場合、自分の組のスタート時間が早まる場合もあります。ラウンド開始時間が早まっても良いように10分前にはスタートホールのティーイングエリア付近に集合しておきましょう。
今回は、初ラウンドが決まった初心者ゴルファーが抱く不安の一つ「ゴルフ場に到着してからラウンドスタートまで」を細かくご紹介しました。
ゴルフを始めたばかりの方でも、これさえ読めば探り探りゴルフ場をうろつくことはありません！自信を持ってゴルフ場に来場してくださいね。
次回は、ゴルフ初心者がこれさえ押さえればOKな初ラウンドのマナーとルールをご紹介します。
