今月から「Road to DESTRUCTION」が始まっています。
大分、鹿児島、神戸で開催されるタイトルマッチに向けて、前哨戦的な動きが多くなっています。
今回は大分、鹿児島、神戸で開催されるタイトルマッチの内容と個人的に気になる点をご紹介します。
まず9月15日の大分から。
IWGPタッグとブリティッシュヘビーが行われます。
IWGPタッグのほうは、すでに6回も防衛しているタンガ・ロア選手とタマ・トンガ選手への挑戦者はYOSHI-HASHI選手と石井選手。正直、この兄弟タッグめちゃくちゃ強いのですが、5日の後楽園大会で対戦し、YOSHI-HASHI選手が勝利し、タッグ戦に向けてアピールしていました。しかし最近頑張っている、YOSHI-HASHI選手がミラクルを起こすかも?とワクワクする一勝でした。
そしてメインはブリティッシュヘビー。
つい先日ロンドン大会でザック選手からベルトを獲った棚橋選手に、またもやザック選手が挑戦。
行って来いな感じのタイトルマッチのような印象ですが、「ザック選手を引き出す」と言っていた棚橋選手の対戦に期待しています。
そして鹿児島大会。
鹿児島出身のレスラーといえば、今年のG1を制した飯伏選手。
当然メインは飯伏選手で、対戦相手はKENTA選手です。こちらはタイトルマッチではなくIWGPヘビーの挑戦権です。
10月のIWGPヘビーはオカダ選手とSANADA選手。どちらが勝つかはわかりませんが、そこで勝った相手と1,4で対戦できる権利を得られます。もともと生え抜きの新日選手ではない二人の挑戦権争いなので気になるところです。
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そして鹿児島大会のセミファイナルではIWGPジュニアタッグ選手権試合も行われます。
現在王者のエルファンタズモ選手と石森選手に挑戦するのは、ロビーイーグルス選手とオスプレイ選。エルファンタズモ選手は、今年のスーパーJカップを制していますし、オスプレイ選手は今年のベストオブスーパージュニアの優勝者。それぞれがタッグで戦うとあってどんな試合になるのかこちらも楽しみです。
最後は神戸大会です。
注目は内藤選手の持つインターコンチネンタルのベルトに、ジェイ・ホワイト選手が挑戦します。
現在の大会でも2人が当たることがあり、お互いに挑発しあっていますね。ジェイ・ホワイト選手といえば、G1で内藤選手に勝利しています。
外道選手の妨害込での勝利でしたが、なくても余裕で勝ててしまいそうな雰囲気だったジェイ選手。
タフさもそうですし、相手のダメージは徹底的に攻撃。
相手のスキを逃さないし、自身にスキを与えない。王道かつテクニックもあるやりにくい相手のようにも思いますが、内藤選手がどう攻略してくるのかこの試合に注目しています。
そしてスペシャルシングルマッチは後藤選手と鷹木選手。2人はG1でもあたっていて、鷹木選手が勝利。
タフな選手たちなので、どのくらいお互いを追い込み、気迫を見せる試合になるのかが個人的には楽しみです。
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これらのビッグマッチに向けて、どんな前哨戦が見られるのか「Road to DESTRUCTION(ディストラクション)」をじっくりと観戦していきたいと思います。