7月6日から「HEIWA Presents G1 CLIMAX 29」がダラスで開催され、7月13日から日本でも試合が開催されています。日本の初戦は大田区総合体育館で2日間、15日は北海道きたえーるで1日行われました。毎年北海道が初戦なので、ようやくきたえーるにきたかという感じがしました。
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すでに両ブロックとも2試合を行った形となっていますが、AブロックもBブロックも番狂わせが多い印象です。Aブロックのオカダ選手は全勝していますが、棚橋選手、飯伏選手が連敗中。Bブロック者内藤選手、ジェイ・ホワイト選手が2連敗とスター選手がなかなか勝ち星を挙げられずにいます。
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Aブロックの注目試合は、最近SANADA選手が注目されていて、内藤選手のコメントでは「焦っているかも」と言われていたEVIL選手。なんと飯伏選手相手に白星をあげています。久しぶりにEVIL選手の気迫のある試合を見られたような感じでした。飯伏選手の何をひらめくかわからない怖さに対しても恐れをみせず、受け切って立ち上がっていて見ごたえ十分。飯伏選手は2回も中邑選手のボマイェを出していましたし、見ていて飽きない試合でした。
Bブロックは内藤選手が2連敗と驚きの展開です。初戦は矢野通選手なのでまあまあという感じでしたが、2戦目は北海道でタイチ選手と当たりました。タイチ選手といえば北海道出身、ディーバのあべみほさんも、盟友？の引退した飯塚選手も北海道出身。
ある意味地元大会ですから、勝利への熱も尋常ではない印象でした。反則行為もファイトスタイルのうちですが、今回も、飯塚選手の置き土産「アイアンフィンガーフロムヘル（鉄の手袋的なもの）」をチラつかせていました。
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昨年は飯塚選手に花道で襲撃され、内藤選手は一時戦闘不能になるほどのダメージを受けました。花道でもわざと内藤選手は「飯塚選手はいないかな」という素振りで振り返ります。もうこのフリをされたら、出すよね？アイアンフィンガーフロムヘルという雰囲気に。
試合開始もやはり反則行為を入れつつ、鋭いケリや投げ技でどんどん内藤選手を追い詰めるタイチ選手。随所で「アイアンフィンガーフロムヘル」を出しますが、なかなか決まらず。最終的には1回だけ内藤選手に食らわせることに成功しますが、内藤選手もバレンティア、グロリアなどの投げ技を多用しタイチ選手を追い詰めます。最終的にはタイチ選手が勝利。
本人もまさかという感じだったみたいですが、北海道スペシャルと言う感じもあり、タイチ選手の実力がいかんなく発揮されていていい試合をみたなと思いました。まだまだ注目試合が目白押し。今回は長く濃い目のG1を楽しめそうです。
