「HEIWA Presents G1 CLIMAX 29」が始まりました!
SOUL SPORTS×新日本プロレス G1 CLIMAX29半袖Tシャツ
いつも初戦は北海道が定番でしたが、今回は初のダラスでの初戦。カードの豪華さも見どころの初戦ですが、いきなりAブロックのメインはオカダ選手VS棚橋選手。豪華すぎますね。さらにはKENTA選手と飯伏選手、SANADA選手とザック選手も対戦しました。
オカダ選手と棚橋選手は久しぶりのシングルマッチでしたが、今まで見た試合とはまた違う印象でした。ケガで復帰したばかりの棚橋選手ですが、そんなことは微塵も感じさせない風格と堂々としたファイトで、オカダ選手をしっかり受けていくのがよかったです。
棚橋選手は技をまたいろいろと増やしているようで、いろいろな技の切り返しが見られるのもすごく面白かったです。結果的にはオカダ選手が勝利しますが、なかなか3カウントが入らないしとらせない棚橋選手の粘りが印象的な試合でした。
SANADA選手とザック選手の試合を個人的には楽しみにしていました。よくこの2人があたるとサブミッションが得意な者同士という冠がつけられますが、今回も2人にしかできない試合を展開していました。スキを見ては締め上げの攻防戦ですが、勝利したSANADA選手の引き出しのほうが多かった印象です。
久しぶりにパラダイスロックを見られましたし、最後のフィニッシュホールドに行くまでの過程は見応え充分です。英語圏だからか、ザック選手が非常に饒舌でした。負けたことが相当悔しいようで、ヤングライオンたちにエルボーをしてしまうほど。
ちなみにザック選手はイギリス人で、今もイギリスに住んでいます。ベストオブスーパージュニアで優勝した、ウィル・オスプレイ選手もイギリス在住ですが日本に引越しするとのこと。
最後のマイクではイギリスの悪口(嫌味)を言っていたので、年内に日本に引っ越します的な事を言うのかなと予想しています。超余談ですが、プロレスラーなのにザック選手はベジタリアンだそうです。
そして大注目のWWEを退団してG1に初参戦のKENTA選手。飯伏選手はその場のひらめきで予測できない技に持っていくタイプなので、KENTA選手とどう戦うのかめちゃくちゃ楽しみでした。
プロレスらしく飛び技、キック、投げ技などいろいろな技が混じりつつ、気合を見せ合うシーンもあって想像以上のおもしろさでした。勝者のKENTA選手のコメントがものすごく謙虚で、個人的に好感度があがりました。つい最近までアメリカにいたので、初参戦のマットでもホームのような感覚ですよね。
そのあたりで温かい声援をもらえて嬉しかったとか、大きな舞台で戦わせてもらえることに感謝とか、初戦が飯伏選手で良かったしありがとうとか。不器用な生き方で信念つらぬくタイプの選手だと思っていたのですが、そこに純粋さが見られていい感じだなと思います。個人的にはフィニッシュホールドの「go 2 sleep(WWEのCMパンクの技でお馴染み)」が好きなので、それが見られる点も好感度があがったポイントかもしれません。
次回はBブロックの初戦が東京にて行われます。こちらも楽しみにしています!