「ワールドタッグリーグ2018」の覇者は、2連覇のSANADA選手＆EVIL選手。
今年は昨年にもまして強豪ぞろいのリーグの中、2連覇ってすごいですよね。お二人が週刊誌で「タッグリーグの格を上げたい、そして2連覇する」といっていたことが、実現したことになります。実際にタッグリーグめちゃくちゃおもしろかったですし、新日の魅力の幅が広がった気がします。
そんな決勝戦はトンガ出身のプロレスエリート兄弟、タンガ・ロアとタマ・トンガ選手。IWGPタッグの現チャンピオンかつ、公式戦ではSANADA選手＆EVIL選手はこの二人に負けているんですよね。
兄弟ならではの合体技とパワフルなファイトスタイル、セコンドの邪道選手の反則技などTHEヒールな試合展開が魅力です。序盤からSANADA選手に猛攻撃の攻防が繰り返されていました。かなりSANADA選手が集中的に2人から狙われていた感じです。
タッグなのでいいタイミングをみてパートナーがカットしていくのですが、両方共そのカットタイミングが絶妙だった気がします。いいところまで個人の力量を見せて、ここぞというときにカットに入ったりタッチを急がしたりするのが結構難しいと思います。間が悪いと妙にヤキモキしてしまうのがタッグの試合なんですよね。
体つきから力が強そうなタンガ・ロア選手はパワーボムのような体制でEVIL選手とSANADA選手そのうえ、タマ・トンガ選手まで投げ飛ばす荒業を見せつけました。なんという力！！これは驚きました。邪道選手の竹刀攻撃、レフリーを使った反則なども乱立し、短い時間に要素満載な感じになっていました。
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最終的にはダークネスフォールズ→ムーンサルトプレスでSANADA選手＆EVIL選手の勝利となりました！今回のタッグリーグの優勝を受け、1.4はIWGPタッグリーグに挑戦することが決定したSANADA選手＆EVIL選手。
現チャンピオンのタンガ・ロアとタマ・トンガ選手との対戦がもう一度かと思えば、ヤング・バックスのニック選手とマット選手が名乗りを上げたのでまさかの３WAY対決です。
ジュニアヘビーのタッグと同じ３WAYになりました。
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優勝後のインタビューでSANADA選手は「3WAYはやりにくい」と言っていましたし、ヤング・バックスはタッグリーグも出るべきだったのではとチクリ。
今年の秋くらいから増えてきた3WAY、今後も定着するのを狙ってのことなんでしょうか。ちなみに昨年、内藤選手はチームメンバーが優勝しているにもかかわらず「史上最低」と激しく批判したわけですが、今年はどういう評価だったんですかね。きっといい評価だったように思うのですが。
今週の週刊誌の内藤選手のインタビューかコラムを読むのが楽しみです。
