盛り上がっているワールドタッグリーグ2018。残すところ数試合で今年の優勝タッグが決まります。
12月6日現在タマ・トンガ選手＆タンガ・ロア選手が勝点18で首位、勝点16で追うのが昨年の覇者であるEVIL選手＆SANADA選手、矢野通＆石井智宏選手、デイビーボーイ・スミスJr.選手とランス・アーチャー選手のIWGPタッグの78代王者組。
前回と感想が似てしまうのですが、タッグリーグが面白く感じられてとても新鮮です。タマ・トンガ選手＆タンガ・ロア選手の最強兄弟タッグがとにかく強いですね。彼らはお父さんもレスラーで英才教育をうけて育った、サラブレッド。そのせいか力強い個人の技も見せられるし、タッグならではの華やかな技もあって幅の広いプロレスを見せてくれます。
フェイスペイントのタマ・トンガ選手がちょっと異様な雰囲気なんですが、叩き落とす系の技のパワーが圧倒的で見入ってしまいます。
追いかけるEVIL選手＆SANADA選手、デイビーボーイ・スミスJr.選手とランス・アーチャー選手は一度でもタッグで結果を残しているチームなので順当な進み方ですが、意外なのが矢野通＆石井智宏選手。
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矢野選手と石井選手という組み合わせもどうなるんだろうと思っていましたが、めちゃくちゃおもしろいです。内藤選手より制御不能に見える矢野選手は真面目に試合をやらない、空気を壊すなど独自ルールで試合をします。
しかし彼のお父さんもレスリングの選手で矢野選手も学生時代輝かしい結果を残している実力者。石井選手の闘志あふれるスタイルとの組み合わせで、空気を操れて実力がある矢野選手ならではの動きを見せてくれています。
これもまた見たい組み合わせです。
タッグといえば、オカダ選手と棚橋選手が共闘するということで話題になっていますね。
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この組み合わせは思い浮かべることもなかったですね。オカダ選手は今、外道選手とのコンビを解消し、新しい戦い方を模索中。トップでなくとも楽しく試合をしていると話すインタビュー記事を読みました。確かに1.4ではジェイ・ホワイト選手とのスペシャルシングルマッチがありますものね。ちなみにジェイ・ホワイト選手のセコンドは外道選手ですが（笑）。
ゴールデン☆ラヴァーズしかり、個人戦もタッグ戦も両方魅せることができる流れを推奨しているのでしょうか。
無理やり火種を作らなくてもいいし、過激な消耗戦が加速しないし観客的には「こんなことできるんだ！」と毎回驚きがあるのでいいですね。
1.4ではジュニアのタッグの3WAYも行われます。BUSHI選手と鷹木選手のタッグもまたいいですよね。
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内藤選手はタッグ向きじゃないのですかね。あまり誰かと組むイメージがありません。インタビュー記事で「一人で行動する」とか、「つるまない」とか言っているからでしょうか。
もしかするとどこかでいいタッグパートナーをみつけて、新しいスタイルを見せてくれるかもと密かに期待しています。
今週末で今年の覇者が決まります。どうなるんでしょうか。楽しみです。
