最低気温、最高気温で変わる、季節の変わり目2月・3月の服装選び

2月と3月の服装選び

季節の変わり目は服装に迷う時期。特に寒い冬が終わり、春に向かう2月~3月は1年の中でも特に服装選びが難しい月です。日中は暖かいけど、朝晩は急に冷えこんだり、暖かい日と寒い日が交互に訪れることもしばしば。また、自分の体感温度と周囲の体感温度が必ずしも同じではないので、周囲に合わせて服を選ぶと失敗することも。
寒暖差
季節の変わり目でもある2月~3月はどんな服装が妥当なのでしょうか?
季節の狭間を上手に乗り切る気温別の服装と持っていると便利な服をご紹介します。

2月と3月狭間の平均最低気温 3度~4度の服装

ここ最近の2月~3月の最低平均気温はおおよそ3度~4度ぐらいです。なんとなく寒いというのは予想がつくのですが、実際に3度~4度とはどのぐらいの寒さなのでしょうか?

身近なものを例に挙げてみると、冷蔵庫の中は一般的にチルド温度と呼ばれ5℃〜8℃ぐらいを保っています。外気温が3~4度ということは家庭にある冷蔵庫の中よりもさらに寒い温度となります。とにかく寒い!ということはなんとなくわかったのですが、それではどんな格好をすればよいのでしょうか?

最低気温3度~4度の服装

ダウンジャケット
外気温3~4度は、刺すような寒さという表現を用いられるように、かなり寒さを体感します。この気温では、寒さを徹底的に妨げる服装がベストです。

アウターであれば保温効果の高いダウン系が必須です。




さらにインナーに保温効果の高いものを着用しましょう。


寒さは地肌を伝わって感じるものなので、手や頭なども保温が必須になります。



最低気温3度~4度 着膨れ回避のあったかコーディネート

寒さから身を守るということが最優先となる最低気温3~4度の服装で避けては通れないのが「着膨れ」です。寒さを防ぐために厚手のアウターを選んだり、幾重にも重ね着をすることで確実に体に丸みを帯びてしまいます。寒いのは嫌だけど、着膨れも回避したい。着膨れを回避できるあったかコーディネートの極意をご紹介します。

薄手のダウンをチョイスしたコーディネートで着膨れ回避
ダウンジャケットコーデ
高機能ダウンのワンマイルスタイル

すっきりとした見た目でもダウンの割合が高いアウターは保温効果抜群です。アウターは1番の着膨れ要因です。アウターに厚みがあると重ね着に関係なく全体的のシルエットが大きく見えてしまいます。
アウターを選ぶ際には薄手×高保温機能をキーワードに選ぶのがおすすめです。

着ぶくれ回避の重ね着は素材の組み合わせ
ニットシャツコーデ
ニット×シャツの保温効果UPコーディネート

物理的に何枚も洋服を重ねることで体感温度は増します。ただ、その分体中のもこもこ感を回避することができません。重ね着は、重ね方によって保温効果がかなり異なることはご存じでしょうか?
例えば、繊維本来の特性で最も保温性の高いウール(毛)やアクリル素材などは綿との相性が良く、双方を重ね着することで保温効果が確実に増します。薄手のニットでもウール素材であれば暖かく、インナーに綿素材を合わせることでより暖かさを発揮してくれるので、厚手のものを多く着込む必要がなくなります。

2月と3月狭間の平均最高気温 10度~11度の服装

平均最高気温10度~11度は具体的にどのぐらいの感覚なのでしょうか?
10度前後は

  • 秋から冬に向かう時期
  • 冬から春に向かう時期

があてはまります。
電車待ちなど、外でジッと立っていると寒さを感じますが、歩いたり動いたりすることでそれなりに快適に過ごせる温度感です。
最高気温が10度前後の場合は朝晩の冷え込みはそれ以下の気温と推定できるので、1日通して寒暖差に対応可能な服を選ぶのがおすすめです。

気温10度~11度の服装

中綿ジャケット
最高気温が10度前後の場合、それなりのアウターは必須です。それなりのアウターの代表格と言えば、コートや中綿のアウターです。ダウンほどの保温性はないものの、寒さから身を守ってくれます。
生地の厚みや素材によって温度調節も可能なので、その日のライフスタイルにあったものを選ぶのがおすすめです。

防風対策にもなる中綿アウターがおすすめ。


暖かいだけでなくお洒落さも兼ね備えたリバーシブルジャケット。


ジャケットの裏地がメッシュになっているから暑くなりすぎないのがうれしい。


気温10度~11度 寒暖差回避のあったかコーディネート

最高気温10度前後の場合、朝晩の冷え込みにどう対応するかがコーディネートのポイントになってきます。日中は暖かくそこまで大げさなアウターは不要だったり、逆に朝晩の冷え込みにはアウターが必須だったりします。1日の中で寒暖差が生じる場合どのようなコーディネートが妥当なのでしょうか?
ポイントはインナーのチョイスです。

保温効果抜群のインナーで寒暖差回避
インナー
あったかインナーコーディネート

アウターを基準として1日の寒暖差を考慮したコーディネートを組もうと思うと上手くいきません。寒暖差回避コーディネートを組む際に最も重要視したいのがインナーです。保温効果の高いインナーであれば体の芯から温めてくれるので、日中はアウターを着ていなくても心地よさを感じることができます。


あったか裏地で寒暖差回避
フリース
薄くて軽くて温かい冬のスポーティーコーディネート

暑さを感じてしまったら、最悪アウターを脱げばOK。となると、アウターを脱いでも外出できるインナーをチョイスするのが最高気温10度前後のベストな服装です。
裏地にボアやフリースなどあったか素材を使用しているものなどをチョイスすることで、セカンドアウター的な役割を果たしてくれます。



2月と3月の気温に対応できる持っていると便利な服

2月、3月の平均最低気温と平均最高気温に対応できる服やコーディネートはなんとなくわかりましたが、それでも急な温度変化が訪れるのが自然の摂理です。どんなに準備万端、気温対策をしていても暑い、寒いは感じてしまうもの。そんな時に持っていると便利な寒暖差対策アイテムをご紹介します。寒い時期の暑さ対策として替えを常備しておきたいアイテム
季節の変わり目に持っていたいアイテム

吸汗速乾インナー

指先をあたためる手袋

さらに、寒い時期の暑さ対策にも寒さ対策にもあると便利なのがダキシメテフタバです。
暑さを感じたら水に濡らしてクールダウンタオルとしても使用でき、寒さをさらに感じるときには首に巻いて簡易的なマフラーとしても使えます。手洗いが必須の現代社会ではタオルとしての機能ももちろん果たしてくれるので、鞄の中に1つあると便利です。


いかがでしたでしょうか?
服装選びに迷う季節の変わり目だからこそ、外気温をしっかり理解して対策を立てるのがベストです。
ぜひ参考にしてみてください。ミッドではシーズン別コーディネートをはじめ、サイズ別・年代別のコーディネートなどもご紹介しています。日々の服装を考えるのが面倒!という人は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

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