お腹一杯食べてゴローンと大の字に横たわると気持ちいいですよね！
そんな時、｢食べてすぐ横になると牛になるよ！｣と言われたことはありませんか？
実際、牛になるわけではありませんが（笑
食べてすぐ横になることは本当に良くないことなのでしょうか？
食べてすぐ横になると良くない理由について調べてみました。
太りやすくなる
食後すぐに寝てしまうと血中の糖がほとんど使われないので、脂肪として蓄積されやすくなるそうです。
深い眠りの妨げになる
食べてすぐ横になって寝てしまうと、内臓がお休みの時間だと勘違いし、胃の働きが鈍くなります。
また、そのまま寝てしまうと本来は体と一緒に休むべき胃が休めず動き続けるため、睡眠の妨げになってしまうそう。
行儀が悪い
昔から、食べてすぐ横になるのは行儀が悪い！と考えられていたため、子供の頃親に注意されたのではないでしょうか？
そのため、食べてすぐ横になることは良くないというイメージに。
これだけ良くない理由があがれば、食後に横になるのはダメだと思いがちですが、実は胃の負担を軽減できるとも言われています！
食後30分の休息
消化機能が働いている間は、血液が胃腸のまわりに集まって一生懸命働いているので、運動をしたり、お風呂に入ったりすると胃腸の働きを邪魔してしまいます。
そのため食後30分ほど休息をすると、胃腸の負担を減らすことができるそうです。
体の右側を下にして横になる
胃の形は左から右へカーブし、腸へつながっています。
そのため、右側を下にすると腸への流れがスムーズになり、消化の手助けになるそうです。
※胃の機能に支障のない方が前提になっていますので逆流性食道炎の方などは当てはまりません
食べてすぐ横になるのは長所と短所があることが分かりました。
消化のことを考えると、横になって休息するのが良さそうですが、食後すぐの就寝は胃に負担がかかる上、体の疲れも取れないので控えたいですね。
なかなか時間に余裕がないと難しいですが、食後30分ほどの休息が理想的です。
