水着の塩素ヤケはなぜ起こる?!正しい水着のお手入れ方法とは

大きいサイズスイムウェア

先日お客様から「水着の塩素ヤケがひどい、水着ってこんなものなのでしょうか?」という質問をいただきました。

これは他人事ではない!さっそく調査することに!

というのも、学生時代にプールでインストラクターをしていたことがあり、同じ悩みを持っていたのですごく共感できました。(懐かしい・・・)

週2、3回プールで泳いでいただけなのに、1年ぐらい経つと水着がザラザラしてきました。恐らくはプールに含まれている「塩素」によって、水着の生地が痛んだ影響だと思います。泳いだ後は髪の毛もガシガシになりますよね?

水着は泳ぐために作られているのにどうして塩素に弱いの?と疑問を感じながら、水着を買い換えたことを思い出しました。

今回いただいた質問について調べていると、塩素ヤケを引き起こす原因が分かってきました。水着は体にフィットさせるために伸縮性の高いストレッチ素材で作られています。ところが、ストレッチをきかせる「ポリウレタン」という素材が塩素ヤケを引き起こす犯人でした!

ストレッチ素材「ポリウレタン」とは

体に程よくフィットさせ、泳ぎやすくするためにポリウレタンが使われています。着心地を良くしてくれるポリウレタンですが弱点がありました。

熱、紫外線、直射日光、塩素に弱く長い期間影響を受けると少しずつ劣化してくるんです。そのため水着の寿命は約1年とも言われているそうです。

ちゃんとお手入れをしないと、1年も経たず劣化してしまうことも・・・。(競泳用の水着って結構高いので1年持たないのは悲しすぎます。)


皆さんは着用した水着をどのように扱っていますか。軽く絞って袋に入れて持ち帰ったり、そのままベランダに干してませんか?残念ですが、これでは1年も持たないかもしれません。

そこで長持ちさせるためのお手入れ方法3ステップをご紹介します。

ステップ1:着用後すぐ水で洗う

プール内の塩素はかなり高い濃度のため水着に負担がかかります。家に帰ってから洗えばイイや!と思いがちですが、水着に染み込んでいる塩素を落とすため使用後「すぐに」水で洗い流しましょう!

熱に弱いのでくれぐれもお湯ではなく「水」で洗ってくださいね。また、海水浴に行った際も水着は海水に含まれる塩分にも弱いので水洗いをお忘れなく。

ステップ2:洗剤で洗う

持ち帰った水着をすぐに干すのは寿命を短くする原因です。中性洗剤を使ってやさしく洗いましょう。洗濯機を使うときは弱流の手洗いコースやドライコースを使うのがおすすめです。

脱水は乾きが早いので数十秒で大丈夫ですよ。
中性洗剤

ステップ3:陰干しもしくは室内干し

直射日光でカラッと乾かしたいところですが、水着は直射日光や紫外線に弱いため陰干しか室内に干しましょう。

間違っても乾燥機に放り込むのはNGです。熱で痛んでしまいます。



水着だけでなくスイムキャップも同じ素材を使っていることが多いため、時間の経過と共に劣化してきてしまいます。ぜひ優しいお手入れで長く愛用してくださいね。


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