誰もが一度は「楽して痩せたい！」と考えたことがありますよね。いや、一度どころか100回は考えたことがあるかもしれません。
これまでにも「楽して痩せる◯◯」みたいなのが定期的に流行っては、「全然痩せないじゃん！」ということで消えてきました。常に歴史は繰り返しています。
今回、私はあるニュース記事から「楽して痩せられる最強のダイエット法」を閃いてしまったので、誰かに聞いてもらいたいと思いブログを書いています。こんなところから世紀のダイエット法が生まれるかもしれませんよ！
赤い食器を使うと痩せられるって？
まずは私がインスピレーションを受けたニュース記事。それがコチラです。
見るだけで痩せる最新ダイエット法 赤い食器は食欲を抑える効果アリ
・見るだけで痩せられるダイエット法を紹介している
・オックスフォード大学の研究によれば、赤の食器は食欲を抑制する傾向がある
・ホラー映画を見ると、カロリー消費が高い結果という研究結果もあるという[livedoor NEWS]
詳しくは記事を読んでみてください。
赤じゃなくて青じゃない？
この「見るだけで痩せられる」「赤は食欲を抑制する傾向がある」というところを読んで皆さんはどう感じましたか？
私は、「この考え方はすごい！」ということと、「でも赤か？普通に考えたら青じゃない？」ってことを感じました。
赤って普通に食物の色としてあり得る色なんですよね。赤いトマトは美味しそうだし、真っ赤な辛いラーメンは食欲をそそります。なので、個人的には赤は食欲の抑制に結びつきにくい気がします。
一方、青って食物の色としてないんですよね。青い食べ物をイメージしてください。何か浮かびますか？何もないですよね？
以前、某コンビニで「スライムマン」というドラクエのスライムを模した肉まんが販売されていました。私はコンビニで見かけましたが、とてもじゃないけど食べたいとは思いませんでしたよ。青って「食べてはいけないやばい空気」を出しているんですよね。
青い食事で食欲激減
ここで私は思いました。「赤より青のほうが絶対にいいし、食器なんてヌルいこと言ってないで、そもそも食べ物を青くしちゃえばいいんじゃない？」
つまり、普段食べてる食事をすべて青色に変えてしまって、食欲を減らしてしまおうということです。
摂取カロリーのコントロールが重要
ダイエットの基本原理はこれまで何度も書いた通りです。
摂取カロリー ＜ 消費カロリー
この図式が成り立っていれば必ず徐々に痩せていきます。つまり、楽して痩せるためには摂取カロリーのコントロールが重要ですよね。消費カロリーを増やすためにはどうしても運動が必要ですから。
この「摂取カロリーのコントロール」に人類は悩んでいるんです。「食べる」という行動は楽しみなので、食べるモノがあればどうしても食べ過ぎてしまうんですよね。飽食の現代の悩みと言えます。
青で食事が楽しくなくなる
ここで登場するのが青の着色料を使った謎のパウダー。これをこれから食べる食事にサッとかけることにより、すべての食べ物は真っ青になります。
もちろん体に悪くない成分、というかむしろ健康バランスに配慮した成分で作ります。現代の科学ならこれくらいは実現できるでしょう。多分。
するとどうでしょう。あんなに楽しかった食事が、急に楽しくなくなります。
白いごはんも真っ青。青カビでも生えてるかのようで、とてもじゃないけどたくさん食べる気がしませんね。
もちろん弊害もある
これ、実現できたら間違いなく摂取カロリーを抑えられると思うんです。
でも、一つリスクがあります。「通常の生活が成り立たないほど食事を取らなくなってしまう危険性があること」ですね。毎食真っ青なご飯が出てきたら、体だけではなく精神もおかしくなりそうです。
なので、夕ご飯だけ真っ青にして摂取カロリー控えめにするとかにすればいいと思うんですけどねー。流石に気分が悪くなってみんなすぐにやめちゃうのかな。
果たして将来、こんなダイエット法が本当に生まれるのでしょうか？専門家のご意見を伺ってみたいところです。
