【目次】
体格の良い方、ぽっちゃり男子の運動において、股ズレが大きな悩みになることは以前にご紹介しました。
参考:股ずれ防止方法、原因と対処方法もご紹介!パンツも肌も摩擦を回避するのがコツ!
実はもう一つ、運動中に擦れて痛い現象がありますよね。ご存知の方も多いと思いますが、それは「乳首擦れ」です。
特にマラソンやランニングなど長距離を走る場合に擦れが発生します。走る運動によってシャツと乳首が擦れ、摩擦の影響で徐々に乳首に痛みが発生してきます。
ひどい場合は走っている最中に出血が始まり、白いランニングシャツの両乳首周りを赤く染めてしまうという恐ろしい状態になってしまうことも。周りの人も胸から出血していると危機感を感じます。どう見てもデンジャラスな光景ですよね。
今回はこの「乳首擦れ」の防止方法について考えてみましょう。
乳首擦れが生じやすいタイプがある?
実はこの乳首擦れ現象、体格の問題もあるんですが、どうやら乳首の形状や大きさによっても変わってくるみたいです。
男性は普段、自分の乳首の形状や大きさを意識することなんてありませんよね。
乳首が大きく、全体的に突出している人ほどこの現象に悩まされるようです。考えてみれば、シャツと乳首の摩擦によって生じる現象なので当然と言えるかもしれませんね。
多少の運動ではこの現象は生じないので、初めてハーフマラソンを走ったときなどに乳首に痛みを感じて気がつく方が多いようです。
ですので、初心者が多く参加するような市民マラソン大会では、毎回のように男性ランナーさんが胸を赤く染めているようです。想像するだけでちょっと怖いです。
乳首擦れを防ぐための3つの対策
この現象を防ぐためには、「乳首とシャツの摩擦を減らす」ことが重要です。これは股ズレと同じですね。
防止方法としては、以下の3つが効果的です。
乳首擦れ防止その1.ニップルシールなどを貼る
男性で普段、ニップレスをしたことがある方はほとんどいないでしょう。ですので、乳首にシールを貼るということに強い抵抗感、恥ずかしさを感じる方は結構いらっしゃると思います。
しかし、実はマラソンランナーや長距離ジョギングをする人にとって、乳首に何らかのシールを貼るのは常識と言えます。
「透けて見えたら恥ずかしいな」と感じる方も多いと思いますが、他の人も付けているのなら恥ずかしさ半減でしょう。ですので、どうどうと貼ってしまえばOKです。
乳首に貼るものとしては、絆創膏やサージカルテープを貼る方が多いですね。基本的には乳首を保護できて、運動時に剥がれず、剥がすときに痛みがないモノが望ましいですよね。
絆創膏などはモノによっては剥がすときに結構痛いです。
特に胸毛が生えている人にとっては、毛が引っ張られて結構苦痛ですね。
そんな方にオススメしたいのがニップルシール(ニップノン)です。
男性用バストトップ専用シールなので、剥がれにくく、剥がすときの痛みも少ないです。ランナーの方には是非とも一度試していただきたいですね。
乳首擦れ防止その2.皮膚を保護してくれるクリームやワセリンを塗る
擦れる前に保護クリームを塗っておくことで、保護膜を作り皮膚をコーティングして刺激をブロックしてくれます。
ベタつきやニオイも気にならないので違和感なく使えます。
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摩擦を軽減すればいいので、もともと滑りやすくしておくという考え方で、股ずれ時にも紹介したワセリンは乳首擦れ軽減にも役に立ちます。
一昔前はワセリンを塗るなどが一般的な対処法でした。
最近は上記のような性能の良いニップルシールや保護クリームがありますので、ワセリンを塗る方も減ってきているようです。
乳首擦れ防止その3.体にピタッとしたインナーを着る
ジョギング時に着ているシャツが上下するから摩擦が起こるわけです。なので、体にピタッと密着するタイプのインナーを着ておけば摩擦は軽減できます。
その際、インナーの素材も重要です。シルクのように肌触りが優しく、滑りやすいインナーを選ぶと摩擦を減らすことができます。
乳首擦れ防止まとめ
このように色々な対策がありますが、ミッドではニップルシールや皮膚保護クリームをオススメしています。
せっかく運動するのであれば、気持ちよく運動したいですよね。摩擦の痛みを防ぎ、楽しいマラソンライフ、ジョギングライフを送ってください。
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