これまで色々なダイエット方法をご紹介してきましたが、ダイエットはやり方を間違えると大変なことになってしまう場合もあります。
今回はそんな「ダイエットの弊害」のお話です。
ダイエットの弊害1 ストレス
ダイエットには様々な弊害があります。中でも一番ポピュラーなのは「ストレス」です。ダイエットには我慢が付きものですが、人間、我慢をするのは結構ストレスがかかります。。。
食べたいモノを食べられずイライラしてしまうこともありますし、本人は意識していなくても知らず知らずのうちに精神や肉体にストレスのダメージが蓄積していることも。
もちろん、適度な我慢、適度なストレスは我々人間の生活には必要です。むしろ人生にハリを与えてくれる効果も。
全くストレスの無い生活は人生を駄目にしてしまうかもしれません。しかし、極度のストレスは健康被害のもとになりがちです。多くの病気は元々はストレスに起因するものも多いですよね。
偉大なる森高千里先生の言葉を借りれば、「ストレスが地球をだめにする♪」です(若い読者の方、古いネタですいません。。。)
また、ストレスから過食、拒食に陥る危険性もあります。ここまでくるともうお医者さんの出番です。これではなんのためのダイエットなのかわけが分かりません。
ダイエットの弊害2 怪我
大きな体を動かすことで体を痛めることもあります。膝痛、腰痛などはモノによっては完治せず、一生付き合っていかなければならない場合も多いですよね。一度すり減った軟骨のクッションは現代の医療では再生できません。
安易に激しい運動ダイエットをすると一生ものの怪我をしてしまい、後悔することもあります。
ダイエットの弊害3 リバウンド
急激なダイエットはリバウンドを招く危険性もあります。突然体重が減ることで体が危機感を覚えて、通常以上に栄養を体に蓄えようとするメカニズムが働きます。何だか極限状態から回復するとパワーアップするサイヤ人の戦闘力みたいですね。
これによって、せっかくダイエットに成功したはずなのに以前よりも体重が増えてしまったなんて方はたくさんいらっしゃいます。体重を戦闘力に見立ててアップしたことを喜べられればいいんですが、そうもいきません。我々は戦闘力を(体重を)自由にコントロールできない生物ですから。キュイみたいなものです。
ダイエットの弊害4 栄養失調
特定の食べ物を食べ続けるダイエットの場合は、それ以外のモノも食べていればいいですが、そうでないと栄養素が不足して体に不調をきたす場合があります。
ダイエットの影響で、この飽食の時代に脚気(かっけ)になる方もいるんだとか。若い方だと脚気という言葉を知らない方も多いと思います。膝を叩いて反射を調べるアレですね。
栄養は何と言ってもバランスが重要。過剰に取り過ぎたり、全く取らない状態は弊害が出ます。何でも度が過ぎないことは重要なことです。孔子も中庸が良いと言っていました。完璧主義者の方は気をつけてくださいね。
まとめ
ダイエットに限らず、世の中のどんなことも誰にとっても正しい絶対的な答えはないと思います。ダイエットの目的をしっかりと持って、弊害も意識しながら自分らしいダイエットを見つけていくのが大切ですね。