【目次】
- 去年着ていたTシャツをクローゼットからひっぱり出してきたら首周りだけ黄ばんでいた
- しっかり洗濯をしてからタンスに入れたはずなのに汚れている
- 気に入っていたシャツなのに脇の下が黄ばんでもう着られない
こんな経験をされたことはありませんか?
黄ばみの正体は「皮脂」
その黄ばみの正体、実はあなたの体から出た「皮脂」なんです!黄ばみはTシャツに付着した皮脂汚れが時間の経過とともに酸化し、黄色っぽい色として見えるようになった状態です。30代~40代が皮脂が一番出る時期といわれ、その皮脂が酸化すると古いポマードのような加齢臭がします。
皮脂は普段の洗濯では完全に落とすことが出来ないため、どうしても衣類に皮脂が残ってしまいます。ですが、この皮脂や黄ばみを簡単に落とせる方法があったら知りたくありませんか?
お任せください! 黄ばみを落とす方法があります!
では早速、普段の洗濯だけでは落としきれない黄ばみや汚れを簡単に落とす方法をご紹介します。
Tシャツの黄ばみを落とす時に準備するもの
- 酸素系漂白剤
- 重曹(炭酸水素ナトリウム)
- スチームアイロン
- 歯ブラシ
- お湯
酸素系漂白剤とは?
酸素系漂白剤は塩素系漂白剤のようなツンとくる臭いがなく、繊維を痛めたり色落ちする心配がほとんどありません。また、酸素系漂白剤には液体タイプと粉末タイプがありますが、液体よりも粉末の方が殺菌・漂白効果は強めです。(※メーカー、製品にもよります)
重曹とは?
別名、炭酸水素ナトリウム。少量なら口に入っても害はあまりありません。重曹には油脂を乳化し、たんぱく質を分解する働きがありますので、皮脂汚れを落とすのに効果的です。加熱すると炭酸を発生させる重曹の性質を利用し、汚れを浮かせて落とします。
洗剤の種類 | 洗剤の特徴 |
---|---|
酸素系漂白剤 | 殺菌・漂白(色柄ものにも使える、白抜きしない) |
重曹(炭酸水素ナトリウム) | 研磨剤、消臭、吸湿、アルカリ性 |
Tシャツの黄ばみを落とす手順
1.酸素系漂白剤1 : 重曹1 で洗剤を作る
酸素系漂白剤1と重曹1をお湯でペースト状にします。
※塩素系漂白剤ではなく酸素系漂白剤を使用してください
2.黄ばんでいる部分に「1.」でつくった洗剤を塗る
黄ばんでいるところをあらかじめお湯で濡らし、そこに洗剤を付けましょう。歯ブラシなどを使うと塗りやすいです。
3.アイロンのスチームを当てる
アイロンを軽く浮かせた状態でスチームを噴射し、洗剤を塗ったところに熱を与えます。
4.黄ばみ落とし完了
これで黄ばみ落とし完了です。あとはいつも通り洗濯機で洗濯をすれば、キレイに黄ばみがとれています。たった10分程度の工程なので、Tシャツを捨ててしまう前にぜひお試しください。
Tシャツの黄ばみを防ぐ方法
下着、インナーを着る
直接Tシャツに肌が触れないよう、下着を着ましょう。Tシャツの中に1枚着ていれば皮脂はインナーに付着し、Tシャツには皮脂がつきにくくなります。
その日のうちにお洗濯
1枚中に着るのは暑い、インナーは着たくない、という人は出来るだけ早く洗濯をしましょう。時間の経過とともに黄ばみがひどくなり、臭いも強くなってしまいますので、出来るだけ早く洗濯をして皮脂を落としましょう!
酸素系漂白剤を使う
毎日のお洗濯に酸素系漂白剤を加えてみてください。毎日のお洗濯に酸素系漂白剤を加えれば、頑固な皮脂汚れを落とすことができます。毎日の洗濯でしっかり皮脂を落とすことができれば、Tシャツが黄ばむ心配がありません。
皮脂が出ない人はいませんので、黄ばみの対処法を身に付け、お気に入りの服を1日でも長く愛用しましょう。