気温が高くなってたくさん汗をかく時期になると、子供だけではなく大人も出来やすい「あせも」。
あせもが出来やすいのは、
・首周り
・脇
・胸の下
・おなか周り
・ひじや膝の内側
・お尻
・太もも
・脚のつけ根
など、汗をかいても乾きにくい場所。特に、皮膚が重なり合う部分や、衣類で蒸れやすい場所には注意が必要です。
こういう部分に汗をたくさんかいたとき、皮膚の角質層がふやけて汗の出口を塞いでしまい、行き場を失ってしまった汗が汗管の中にたまって出来る小さな水ぶくれが、あせもの正体だそうです。
あせもは出来てしまうと強い痒みが長く続くことが多いので、とても厄介です。さらに、あせもを掻いたところに雑菌が入ってしまうと、他の皮膚疾患を合併することもあるとか。
たかがあせもと侮れません!なるべくなら出来る前に予防したいですよね。
あせもの予防方法
1.汗をかいたときはハンカチやタオルでこまめに拭く
ハンカチやタオルは清潔であることが大前提です。雑菌だらけではあせもがもっと酷くなってしまいます。
純ギラ銀のタオルハンカチは純銀の糸を贅沢に使用しているため、減菌効果はなんと99.9%以上!
安心して使えます。肌をゴシゴシとこすらず、やさしくおさえるように汗を拭き取るのがコツです。
2.衣類は吸湿性の高い綿や通気性のよい麻、吸汗速乾性のある素材を選ぶ
ジャストサイズよりもゆったり目のものを選ぶと、蒸れや擦れが起きにくいです。汗をかく時期は着替えを用意しておくのもいいかもしれません。
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3.ぬるめの温度でシャワーを浴びる
38度前後のぬるめのお湯で汗をしっかり落とす。
「熱い」と感じる温度でシャワーを浴びると、体温が上がって余計に痒くなることがあります。外出先でシャワーが浴びられないときは、ボディペーパーで汗を拭くのもオススメです。
出来てしまったあせもの対処方法
1.掻かない
痒みを我慢するのはなかなかツライですが、掻いてしまうと症状の進行につながって治るまでに時間がかかります。
患部を冷やすとかゆみの原因となるヒスタミンの分泌を抑えられますよ。
また、爪を短く切っておくと、つい患部に手をやってしまったときに少しでも負担を軽減させることが出来ます。
2.香辛料のきいた食べ物やアルコールを控える
香辛料のきいた食べ物やアルコールは発汗作用が強く、血行も良くなるのでかゆみが増します。
暑い夏はピリ辛の料理が食べたくなったりキンキンに冷えたビールが飲みたくなりますが、あせもが治るまでは控えましょう。
3.病院に行って相談する
長引くと炎症が色素沈着を起こしてしまうこともあります。しばらく様子を見ても治らない場合は、皮膚科を受診したほうが良いです。
予防策と対処方法をしっかり把握して、暑い時期を乗り切りましょう!