今年のMIDの日に行った「ミッドTシャツを商品化&プレゼント企画」。
6案のTシャツデザインの中から1案をみなさまに選んでいただき、商品化するというイベント内容でした。たくさんのご参加、本当にありがとうございました。
このたび、1番投票数の多かったこちらのデザインを商品化することに決まりました!
「まさかMIDDY(ミッディー)君Tシャツが選ばれるとは」とデザインをした高木も驚きを隠せませんでした。
実は6番目のデザインを悩みに悩んで作ったキャラクターだったのです。6案人気が分かれていましたが、いざ投票が始まってみると、上目遣いのMIDDY君にミッドのロゴをあしらったデザインが良いと大人気!!
さっそく商品化に向けTシャツの作成に入らせていただいたのですが、ところで、Tシャツにどのようにプリントが施されていくのか、みなさまご存知ですか?
プリントには様々な技法がありますが、今回はよく使用されるプリント方法をご紹介したいと思います。
Tシャツをプリントする工程は次の5つに分かれます。
- 1.Tシャツデザインの決定
- 2.製版
- 3.版合わせ
- 4.プリント
- 5.乾燥
1.Tシャツデザインの決定
まずはTシャツにプリントしたいデザインを決定します。専用のイラストソフトを使用し、いつになく真剣な表情の高木。ミッドのお祭り担当だけあって、こんな姿はなかなか見られません(笑)
実寸サイズのデザインをプリントし、どのサイズ(3Lや8L)でもプリントのバランスが良いように大きさを調整!
プリントしたい大きさが決まったら、実際にTシャツにプリントする位置やカラーをまとめた資料を作成していきます!
この2データが出来上がったら、いよいよプリント工場に提出です!
今回お邪魔したのは岐阜県にある黒田印刷株式会社様。アパレル会社のプリント依頼だけでなく、運動会や文化祭等、イベントTシャツの作成等も行う、老舗のプリント会社様なんです。
さっそく先程作成したデータをもとに担当者の方と指示内容の確認を行います。
黒田印刷さん「このキャラクター高木さんがつくったの?」
高木「はい、MIDDYって言うんですよ。お客様からの投票で選ばれたMIDの新キャラクターなんです。」
黒田印刷さん「へぇ~お客さんに選んでもらうなんて面白い企画だね。」
高木「ありがとうございます。いずれは僕が商標権をとってぬいぐるみやアニメ化等、幅広いシーンで活躍できるマルチなキャラクターに育てていきたいと思っているんですよ。へへっ」
黒田印刷さん「・・・」
というやり取りを和気あいあい?と行い、製品化へ向けプリントに取り掛かります。
2.製版
まずは提出したデータをもとにデザインが型取られたフィルムを作成します。データをパソコンに移し、ある特殊なフィルムにデザインを印刷していきます。
このフィルムをもとにMIDDY君とMIDのロゴマークをかたどった「版下」と呼ばれる2種類の板が完成しました。
3.版合わせ
プリント台にTシャツをセットし、先程作成した版下をTシャツの希望の位置にプリントされるよう調整します。
4.プリント
指定されたカラーになるようインクをつくり、版下の上にインクをのせていきます。インクの量が多いとプリントがべた付いてしまったりするため、インク量は職人さんの熟練した勘で決まるんです。
インクをのせる専用の道具を使い、丁寧にTシャツへインクをのせていきます。
5.乾燥
Tシャツにインクを定着させるため乾燥させます。インクを乗せたあと、あとを追うように専用のヒーターがプリントを乾燥。
最後に熱処理を行い、しっかりとインクがTシャツに定着したらプリントTシャツの完成です。
今回イベントを通して商品化された汗と涙?のMIDDY君Tシャツ。こちらのTシャツは「本日4/21より」発売です!ぜひお見逃しなく!
MIDDY君Tシャツはコチラから
はじめはみなさまに投票していただけるのか、とっても不安でしたが、本当にたくさんの方がご参加くださり、商品化することができました。
みなさまのご協力があってこそですので、本当に感謝でいっぱいです。
今後もみなさまと一緒にものづくりができるようなイベントを目指し、取り組んでいきたいと思いますので、ぜひ今後もよろしくお願いいたします!