4月6日はマディソン・スクエア・ガーデン『G1 SUPERCARD』が開催されましたね。ビッグマッチばかりでどこの試合も面白かったです。
0試合はWWEで活躍中の紫雷イオ選手らが所属していたスターダムの提供試合。そこで欠場中している高橋ヒロム選手の「I’ll be back」と書かれたメッセージが、坂井澄江選手によって届けられました。
最近マイケル・エルガン選手の任期満了による退団や金光輝明選手が頚椎損傷からの長期欠場で対談するというニュースがあったばかり。
なんとかマットに戻ってきてくれるのだなと安心しました。
ちなみに今回退団してしまう金光輝明選手と同期の選手といえば川人拓来選手。昨年2月から無期限の海外遠征中で、凱旋帰国が待ち遠しいところですね。
この日のIWGPジュニアヘビーマッチは、ドラゴン・リー選手が出場しました。ドラゴン・リー選手といえば昨年の7月、高橋ヒロム選手と対戦しました。この試合から高橋ヒロム選手は長期欠場となっています。かなり厳しい角度で首を損傷したと見られ、リハビリなども続いているのではないでしょうか。
今回のIWGPジュニアヘビーでは、ドラゴン・リー選手は、王者の石森選手からベルトを奪い、また5月のレッスルどんたくで再戦します。
様々な注目試合がありましたが、ダブルメインとなっていた一つはインターコンチネンタル王座選。王者の内藤選手と飯伏幸太選手が対戦し、飯伏選手が勝利することになりました。どちらも引かない接戦でしたが、最終的にはカミゴエで沈んだ内藤選手。今後の展開が楽しみです。
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そしてもう一つのメインは、ジェイ・ホワイト選手とオカダ・カズチカ選手のIWGPヘビー級試合。
外国人選手の中では最年少でこのベルトをとったジェイ選手で、オカダ選手のセコンドだった外道選手とともにオカダ選手を裏切りBULLET CLUBに加入した遺恨がある二人。ジェイ選手は過去新日で活躍したプリンス・デヴィット選手の再来と言われるほどの逸材です。
裏切ったということと、オカダ選手の人気の大きさで会場からは大ブーイングが起きるほど。その中でもしっかりとオカダ選手を追い詰めたジェイ選手。接戦の末、勝利したのはオカダ選手。
無冠時期が10ヶ月ほどだったとは思えないほど、風格がすごかったです。
その間はスペシャルシングルマッチやテレビ出演なども積極的に行っていたオカダ選手。たしかアナザースカイに出演した時、メキシコ時代の恩師に会ってその時の焦りを吐露していましたね。
その時、恩師は「何も変わらなくていい」とアドバイスしていました。そのアドバイスのおかげか、無冠時代は、あれこれ周囲から言われてもまったく意に介さず、自分のプロレスを淡々と楽しんでいた印象でした。こうしてみるとオカダ選手の華ってすごいなと改めて思いますね。
余談ですが最近話すのに慣れていて、イベントも一人でやっているオカダ選手。個人的にはそろそろ地元・愛知県安城市で公演をやってほしいと願っています。