2月11日の大阪大会では、IWGP選手権試合が開催されましたね。
その時の王者・棚橋選手と挑戦者ジェイ・ホワイト選手の試合で、まさかのジェイ選手が新王者となりました。入団4年目、史上最年少の王者となるそうです。
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膝を痛めている棚橋選手に、執拗な膝攻撃を繰り広げるジェイ選手。ちょっと直視できないくらいでした。
ジェイ選手のセコンド外道選手の介入があったり、得意のハイフライフローを誤爆させるように誘発させたりと、かなりイライラさせるような試合展開を行うジェイ選手。
棚橋選手も冷静に対応していたのですが、最後は急角度のテキサスクローバーホールドでジェイ選手を追い詰めますが、うまくいかず。ハイフライフローを繰り出そうとしたものの、ジェイ選手が避け、一瞬で体制を変えて得意のブレードランナーでフォールを取りました。
次の防衛戦は、4月のマディソン・スクエア・ガーデンで。
ニュージャパンカップ優勝者が挑戦者になるとのこと。
オカダ選手や内藤選手らがニュージャパンカップでどうなるのか、楽しみですね。
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他にはIWGPジュニアヘビー級の試合もありました。
現王者のBULLET CLUB石森太二選手に、田口選手が挑戦しますが防衛成功となりました。
宮城県出身のレスラー同士でぶつかるということで、1月から二人の攻防は続いていました。
主に田口選手から石森選手への精神攻撃ですが。
石森選手が他団体でデビューしたての時、「セーラーボーイズ」というアイドルレスラーをやっていた(やらされていた)ことを田口選手がバラします。しかも幻の楽曲『キープ・オン・ジャーニー』というタイトルまで。
石森選手にとっては黒歴史らしいので、精神的にこたえたのでしょうか。石森選手は、Twitterで「その時のCDが1枚2万円で売られていることを知らせ、何枚か持っておけばよかった」とツイートしていたので、そこまで響いていないかもしれませんが・・・。
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そのネタは11日の大会でも引っ張られます。
田口選手がセーラーボーイズ時代の歌を歌いながら、アイドルレスラー時代に石森選手が着用していたような服装で入場。その上、試合開始後も場外で『キープ・オン・ジャーニー』を踊って挑発。石森選手は、その挑発に対し、元祖『キープ・オン・ジャーニー』の踊りを見せつけてお返し。
クネクネした踊りで真似する田口選手と比較すると、妙にキレキレで笑えました。あれだけ嫌がっていたのに、ここで本家の踊りを見せてくれるとは。生で見たら相当おもしろかったんだろうなと思いました。
その後はかなり田口選手が攻めていたのですが、最後に切り替えされて石森選手が勝利しました。
次は獣神サンダーライガー選手が挑戦者として指名されました。なかなか見ない組み合わせなので、どんな展開になるのか楽しみです。