先日行われた、毎年恒例の何かが起きる「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」。今年も「何かが起きた」2連戦でした。
まず1日目はオカダ選手&棚橋選手 VS ジェイ・ホワイト選手&バッドラック・ファレ選手によるスペシャルタッグマッチが行われました。
熱戦の末、2月11日の大阪大会で棚橋選手の持つIWGPヘビー級王座の挑戦者として戦うジェイ・ホワイト選手が、棚橋選手からフォールを奪うという意外な展開でした。
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昨年から勢いがあり、注目度もぐんぐん高くなっているジェイ・ホワイト選手。
オカダ選手のセコンドだった外道選手が裏切ってジェイ選手のセコンドとなっていますし、もともとオカダ選手と同じCHAOSのメンバーでしたが裏切り行為を行い、ヒールターン。
昨年の「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」で、ケニー・オメガ選手の持つUSヘビーのベルトに挑戦し、あっさりと奪い、G1では棚橋選手、オカダ選手という強敵に勝利しています。今の新日本で実力派として人気の選手です。
ケニー・オメガ選手の退団により、実力派の外国人選手がいなくなります。おそらく、ジェイ選手がそのポジションを期待されている雰囲気があります。
確かに強いけれども、ジェイ選手が王者としての資質を見定められるのが、11日の大阪大会なんでしょうね。
その日のスペシャルシングルマッチでは、これまた大人気のSANADA選手と鈴木みのる選手、EVIL選手とザック選手の試合が組まれました。
タッグリーグではよく見かけるカードですが、シングルマッチは珍しいですよね。
SANADA選手の泥臭く相手に向かっていく試合が見られたのが、今回はすごく良かったです。SANADA選手といえばクールに巧みさをアピールする選手のように思っていましたが、あんなに感情むき出しで戦えるとは。
鈴木みのる選手が引き出してくれているのですが、見応えがありました。
今後の「何か」を期待させてくれる初戦、そして2日目は昨年の階級変更から絶好調のタイチ選手が、内藤選手の持つインターコンチネンタルのベルトに挑戦しました。
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いきなり内藤選手を襲撃したのは、新日本で現在最古参になる飯塚選手。惜しまれつつ今月引退してしまうのですが、試合できるのかなと心配になるほど、内藤選手は激しいダメージを負っているように見えました。
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しかしそんな中でも椅子を使ってタイチ選手に大きなダメージを受けさせるなど、内藤選手も負けてはいませんでした。
タイチ選手お得意の蹴り技を受けても、2カウントで返す内藤選手。最終的には内藤選手が勝利し、防衛成功。内藤選手の強靭さと反応の早さ、柔軟さが垣間見える試合でした。
面白かったです!
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2月の中毛試合は11日の大阪大会、19日の飯塚選手の引退試合。特に飯塚選手の引退試合のカードが何も発表されていないので、どんなサプライズカードがあるのか気になります。