9月の大会まとめ。タイチ選手がNEVER王者に、内藤選手が鈴木みのる選手と壮絶シングルマッチ

9月は3回ほどビッグマッチがあり、特に内容が盛り沢山だったのは17日の別府大会。NEVERのベルト挑戦試合と、内藤選手と鈴木みのる選手のスペシャルシングルマッチが行われました。

新日本プロレス 内藤哲也パーカー(ブラック×レッド)
新日本プロレス 内藤哲也パーカー(ブラック×レッド)

まずはNEVERのベルト保持者である後藤選手に挑戦するのは、「G1に落選した」恨みで新日経営陣に絡む鈴木軍のタイチ選手。

以前は「タイチは帰れ」と観客から厳しいブーイングの対象になっているほどでしたが、最近は一転。タイチコールが起こるほど人気の選手となりました。ブレイクのきっかけは様々あると思いますが、大きいものはヘビー級への転向ではないでしょうか。

タイチ選手の師匠は元全日本プロレスの選手で四天王のひとり、川田利明さんです。川田さんの選手時代のキックや力強いファイトスタイルを彷彿とさせる試合をするので、引き込まれます。

あとは演出が個性的で、ビジュアル系バンドの世界観が好きな方はタイチ選手の演出やコスチュームはハマると思います。私も今回の試合を楽しみにしていました。結果はタイチ選手の勝利で、初のNEVER王者となりました。

今回の試合はお互いむちゃくちゃな技を受けあったというスタミナに釘付けでした。タイチ選手は反則行為を繰り返すキャラなので、いくつか反則はありました。しかしそんなものは演出に過ぎず、よく受けるなあという後藤選手の容赦ないサッカーボールキック、牛殺しなどの首を狙った技などをしっかり受けきっていたタイチ選手。

技の名前もない、かなり強引な投げっぱなしの技をタイチ選手はかけられ、意識がなくなるくらいダメージを受けたシーンもありました。

後藤選手も反則を受けながらもタイチ選手の高角度の垂直落下パワーボム、ドロップキックなどをしっかりと受け「どうした!」と挑発までする、不死身さを見せていました。

内容の濃い試合だったと思います。さらに内容が濃いのは内藤選手と鈴木みのる選手のシングルマッチ。

新日本プロレス 内藤哲也「CENTER OF THIS RING」半袖Tシャツ
新日本プロレス 内藤哲也「CENTER OF THIS RING」半袖Tシャツ

実力者同士の試合で、両者一歩も譲らず鈴木みのる選手の絞め技に何度も苦しむ内藤選手。内藤選手のスタミナもすごくて、あれだけギュウギュウに締められてもスキを見つけてかわす、自分の技に持っていく反応のよさが面白い試合でした。

30分以上も本気でぶつかり、なんとかデスティーノで内藤選手が勝利しました。鈴木選手の消耗度は相当なものだったように思います。

9月23日にもビッグマッチがあり、1月4日の東京ドームのIWGP戦の挑戦者争いで棚橋選手とオカダ選手が戦い、棚橋選手が勝利!現王者はケニー・オメガ選手です。

ケニー・オメガ選手は9月15日に石井智宏選手の挑戦を受けましたが、防衛成功。来年は棚橋選手ケニー・オメガ選手の試合がメインになるのでしょうか。

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