G1 CLIMAX28の優勝は棚橋選手となりましたね。自身3度目のG1優勝で、もう一度IWGP王者になると宣言していました。
それにしても今年のトーナメントは凄く面白くて、誰が頂点に立つか本当に予想を裏切られたなと思います。
棚橋選手はAブロックでぶっちぎりの勝数を上げていましたが、最後までその勢いが続いたのが驚きです。
優勝決定戦は飯伏選手と35分もの濃い試合を展開し、勝ちを決めた技はハイフライフローです。
新日本プロレス 棚橋弘至「HIGH FLY FLOW」半袖Tシャツ
優勝インタビューで「ここ数年結果が伴わなかったのが本当に悔しい」と言っていたのが印象的でした。
映画『パパはわるものチャンピオン』の主演、さまざまなメディア活動の中、選手活動はお休みしていくのかなと思っていましたが、選手として結果を出すことにもものすごくこだわっていたんですね。
オンとオフがない、疲れたことがないと言っていましたが、これだけ忙しくて選手としても第一線を走り続けるとは、この精神力はホントにすごいと思います。脇役から主役までこなせて、かつビジネスマンである鈴木みのる選手のような感じもします。
鈴木みのる選手の50歳現役というのもすごいですけど、棚橋選手のすごさはまた種類が違いますね。ずっと主役であり続けられるのがすごい。
新日本プロレス 棚橋弘至「Go Ace」半袖Tシャツ(ブラック×カモフラ柄)
「どんなプロレスがトレンドになろうとも自分のプロレスを貫く」というというコメントもしていました。確かにストロングスタイル全盛期に棚橋選手のプロレスは「チャラい」とブーイングがあり、ファンに嫌われていた時代もあります。昔の内藤選手のような時代が棚橋選手にもありました。
それでも貫いてここまで来ているのですから、普通の精神力じゃないですよね。
またAのブロックを制した飯伏選手との対戦ですが、飯伏選手も本当に良かったです。持っている実力を最大限、出し惜しみせずに出して当たっていく姿勢、飯伏選手らしさも見せていく試合展開でやっぱり飯伏選手の試合は面白いと改めて感じました。
優勝できなかったこと、棚橋選手にまだまだ勝てなかったこと、本当に悔しくてたまらない様子でしたね。来年のトーナメントはどうなるんだろう。早くも来年のことが気になります。
そして、7月にIWGPジュニアヘビーの王者となった高橋ヒロム選手が、怪我の回復が半年以上かかるのでベルトの返上を行いましたね。急遽そのベルトを懸けた試合が9月に行われます。KUSHIDA選手とBUSHI選手、マーティー・スカル選手とウィル・オスプレイ選手の4人です。
私はもう圧倒的にBUSHI選手を推しています!ここはアピールするチャンスですし、身体能力のよさを遺憾なく発揮できるところではないでしょうか。
ヒロム選手の怪我が心配ですが、G1が終わったあとはジュニアヘビーのほうも注目していきたいです。今回の優勝決定戦は本当に良かったです。