「G1 CLIMAX 28」も佳境に!中盤戦で気になる試合や選手

「G1 CLIMAX 28」も佳境に入り、来週各ブロックの優勝者が決まります。個人的には8月上旬のこの試合中盤あたりは、誰が優勝争いに食い込むかが決まってくるので一番面白いと思っています。

現在、Aブロックは棚橋選手、Bブロックはケニー・オメガ選手が首位。ケニー・オメガ選手にいたっては1度も負けていません!強すぎる!少し前のオカダ選手のようです。

棚橋選手の勢いもスゴイ。メディア出演などでプロレス以外でも忙しいのに、ちゃんと勝ちを上げている棚橋選手は、やっぱり超人(ものすごく努力してると思いますが・・・)だなと思います。

そんな試合中盤で気になったのは、今、勢いがあるSANADA選手の地元の長岡大会。

BブロックのメインはSANADA選手と飯伏幸太選手。このカードもいい組み合わせですよね。身体能力の高さに定評があり、同じ年齢同士の対決で、SANADA選手自身も勝ちたいと名前を上げていた選手が飯伏選手。

試合は驚くほど本気で全力で、目が離せないすごいレベルの試合でした!

G1は試合数が多いので、だいたい10分程度の時間でそこまで全力ではやらないことが多いのですが、長岡大会の2人は違いました。試合の途中で両者ダウン状態になるほど、本気で技を出し、受けのすごい攻防を見せていました。高くてキレイなミサイルキック、お互いがお互いの技を出そうとするなど約20分の試合ですが濃い試合でした!

そんな飯伏選手は8月1日の地元・鹿児島大会で後藤洋央紀選手と対戦し、見事勝利しました!飯伏選手はこの日で勝ち点8と、リーグ内では3位の勝ち点。リーグ内優勝者が決まる最後の試合でタッグを組んでいるケニー・オメガ選手とのシングルマッチがあるのでそこまでに勝ち点を伸ばして、リーグ優勝に食い込む可能性もありますね。

G1はすべてがガチ勝負でないところもおもしろいところで、そのあたりを期待されているのはBULLET CLUBの反則行為と矢野選手かなと思います。

矢野選手は自分のプロデュースしたDVDを持って「宣伝のためにプロレスしに来る」テイでリングに上ってきますが、実は超がつくほどのレスリングエリートです。

お父さんはジャンボ鶴田選手の先輩にあたり、中央大学のレスリング部で一緒に切磋琢磨しあっていたという実力派。そのお父さんに小さい頃からアマレスを仕込んでもらい、日大のレスリング部の頃はあらゆる大会で優勝していました。

そんな実力派ですが、ヒール転向後はレフェリーや相手選手の衣服で目隠し、急所攻撃、手錠やテーピングなどを使って両者リングアウトに持っていくなど頭脳派短期決戦型(お約束な感じ)の試合が多数展開されています。

残り試合が少なくなってきましたが、誰が優勝するのか観戦する方も緊張してきます!

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