オカダ選手と内藤選手の試合は対戦相手の良さに気づくチャンス?

オカダ・カズチカ

2月、3月と大きな大会が続いています。3月6日は新日本プロレスの旗揚げ記念日として、大田区総合体育館で試合が行われ大盛況だったそうです。それに先立ち、「旗揚げ記念シリーズ」として大阪、滋賀など地方大会もあり、こちらもおおいに盛り上がっていました。

2月10日の大阪大会でのIWGPヘビー級王座決定戦で、挑戦者のSANADA選手との戦いに勝利し初のV10を達成したばかりのオカダ選手。

3月6日の大田区での試合では、ウィルオスプレイ選手を指名して戦い、もちろん勝利。

オカダ・カズチカ

新日本プロレス オカダ・カズチカ「RAINMAKER DOLLAR」パーカー
新日本プロレス オカダ・カズチカ「RAINMAKER DOLLAR」パーカー

昨年のG1でEVIL選手に負けたことを除き、もう2年位ずっと勝ち続けているオカダ選手。
強すぎて一時期はブーイングが起きるくらいでしたが、ここまで来るとどうやって勝ちに持っていくのか試合構成に目が行きます。

プロレスへのQ&Aで必ずある「プロレスはヤラセなんですか?」という質問には、オカダ選手を見てくださいと回答したら一目瞭然なのではないかと思うほど。

SOUL SPORTS×新日本プロレス 長袖ジャージセット
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ケニー・オメガ選手との壮絶すぎる試合(2017年の1.4。2017年の週刊プロレスのベストバウト)、なぜかタイガーマスクWと戦う、EVIL選手には敗北、そして勝利、超人気の内藤選手との試合、プロレスセンスと実力の高さは折り紙付きですが、イマイチブレイクしないSANADA選手との試合。相手のいいところをちゃんと引き出して魅せる試合をしています。つまり、展開が毎回おもしろいので飽きない。
今更ながら、幅広い試合を見せてくれるいい選手であることに気が付きました(遅)。

新日本プロレス EVILパーカー
新日本プロレス EVILパーカー

そして相手のいいところを引き出すと言えば、内藤選手もそうですね。ヘビー級に転向したタイチ選手と試合をしましたが、彼のいいところをちゃんと引き出してアピールさせていたと思います。

この試合の発端は今年の1月に行われたタカイチマニア(TAKAみちのく選手とタイチ選手の興行)で、タイチ選手VS内藤選手の試合。

内藤哲也

タイチ選手はビジュアル系バンドを彷彿とさせる衣装、ディーバのあべみほさんを引き連れて入場と試合、やりすぎ感あふれる反則技などパフォーマンスが派手です。
あと、川田利明さんの付き人の経験、小島聡選手、鈴木みのる選手と有名選手のチームに属しているなど世渡り上手な印象がありました。
でもリーダーが有名な場合、自分は存在を消して、二番手に甘んじてしまうのでしょうね。空気が読める賢い選手なら特に・・・。

そこを刺激したのが内藤選手で「リスクを恐れず前に出ることも大事」と、暗に今の状況を指摘する発言をし、ヘビー級転向をアドバイス(挑発?)したので今回の試合となりました。

試合を見てみると、タイチ選手は小さなスキを見逃さず、機敏に技を仕掛けていく反射力があるということがわかりました!

今までパフォーマンスばかりに目がいって注目していなかったのですが、今後もタイチ選手の試合をきちんと見たくなりました。

こうして、なんだか上手くブレイクできない実力者を上手く引き上げることができるオカダ選手と内藤選手。他の選手の良さに気づけるという目線で、二人の試合を楽しんでみたいと思いました。

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