今回の10.9で感じた、プロレスラーがお客さんに支持されることの難しさ

10月9日(月)の「KING OF PRO-WRESTLING」では、オカダ選手とEVIL選手によるIWGPヘビー級王座の防衛戦と、内藤選手と石井選手による王座への挑戦権を賭けた試合が注目されましたね。

結果はオカダ選手の防衛成功、内藤選手が挑戦権を守るということで、1.4のIWGPヘビー級王座決定戦はオカダ選手VS内藤選手というカードになりました。


新日本プロレス オカダ・カズチカ「RAINMAKER DOLLAR」パーカー
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2013年もこのカードでIWGPヘビー級王座決定戦が行われましたが、セミファイナルに降格したという雪辱も来年は果たせそうですね。内藤選手が試合終わりにお客さんに向かって「この試合がメインでいいですよね」と聞いて、拍手をもらっていました。

10日にオカダ選手と内藤選手の記者会見が開かれて、最近はオカダ選手が強すぎて、お客さんからブーイングが起きるようになってきていることが話題に上がりました。

オカダ選手は自分が強すぎることが原因、内藤選手は過去にブーイングを浴びていた時期がある身からすれば違うところにあるという見解。
確かに真面目にやればやるほど嫌われて、どうしたものかという時代を思い出します。

オカダ選手が負けるところが見たいという観客の願いは、今年のG1で顕著になっていました。
解説のミラノコレクションA.Tさんもその辺はG1解説時に触れていましたし、G1で唯一1勝したEVIL選手が注目され、今回の挑戦に至ったわけですよね。

個人的には選手の問題というより、IWGPヘビー級王座決定戦の定番の見せ方に限界がきているのかなと思います。
また対立構造を組む時に実力、人気、華のある選手がケニー・オメガ選手か、内藤選手しかしないことも原因なのかなと。

現状の「オカダ選手の負けを期待する」風潮が定着したまま、IWGPヘビー級王座の試合を見るのもどうなのかな・・・と複雑な気持ちではありますが、なんらか期待を裏切るようなことがあるはず!と楽しみにしたいと思っております。

話はジュニアヘビーの方になりますが、今回の試合で一番テンションが上ったのは小松洋平選手&田中翔選手が「ROPPONGI 3K」のメンバーとしてサプライズ登場でした!しかもYOH(小松洋平)とSHO(田中翔)として、見た目もアピールも格段に魅せる感じになって驚きました。
2人がヤングライオン時代から見ていたものとしては、花開くのをずっと心待ちにしていたので、とっても嬉しかったです。

しかもきちんと試合をして、リコシェからピンフォールをとって、内容的にも良かったです。
新日のジュニアヘビー界が盛り上がりそうで楽しみです。
12月にはIWGPタッグリーグもありますし、二人の活躍に期待できるのが個人的には朗報です。

IWGPジュニアヘビー級王座の防衛戦もこの日ありましたが、挑戦者のウィル・オスプレイ選手が勝利。
しばらく大人しかった高橋ヒロム選手が挑戦をアピールしていたこと、BUSHI選手も頑張っているのでこちらも楽しみです。

あとは石井選手とSANADA選手の実力派選手も、いい感じの化け方を期待しています。
結果を出すのはもちろんですが、昔の中邑選手のように少しずつキャラを変えて化けていくとか意表を突くのもアリかと思ったりしています。

新日本プロレス SANADA「ME GUSTA」半袖Tシャツ
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選手になるだけでも大変ですが、リングでどんどんアピールして観客の心を掴んでいくのも大変なんだなと改めて思いました。
プロレスってホントに奥深いですね!

新日本プロレス 石井智宏「SPW141」半袖Tシャツ
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