新日本プロレスから昨年WWEに移籍し、昨年はWWEのファーム団体NXTで王者となり、今年4月スマックダウンでWWEデビューを果たした中邑真輔選手。
9月16日に大阪で行われる「WWE Live Osaka」でのメイン試合WWE王座戦で、現・王者のジンダー・マハル選手と対戦することになっていますね。
8月20日に行われた超・ビッグマッチ「サマースラム」ではジンダー・マハル選手にやぶれてしまいましたが、9月16日は勝って王者になるかもしれません!
この「WWE王座戦」とは、WWEの中でも最も権威あるタイトルで、新日でいうところの、IWGPヘビー級王座決定戦みたいなもの。
規模は世界中のWWEファンが注目するので、相当なものなんです。
そして、9月5日(日本時間6日)にサウスダコタ州スーフォールズで行われた「スマックダウン」では、あのランディ・オートンとWWE王座挑戦者決定戦で対決し、見事勝利!
これは本当に驚きました。
その勝利がきっかけで。10月7日にミシガン州デトロイトで開催される大会でも、現王者のジンダー・マハル選手に挑戦することが決定しています。
ランディー・オートン選手はWWE王座の常連で、2007年から9回も王者になっている超メジャー選手です。
過去、WWEに移籍する日本人がここまで主役になれた事例はいままでなかったと思います。
WWEのメインはやはり外国人選手。
日本人が絡むことはほぼないなという印象だったので、これで中邑選手が王者になったらどうなるんでしょう。
アントニオ猪木さん以来の日本人レスラーのWWE王者が誕生するわけですから、ワクワクしますね。
過去の王者は、トリプルH、CMパンク、レイ・ミステリオ、ジョン・シナ、ブロック・レスナーなど、そこまでWWEに詳しくない人にとっても1度は聞いたことがあるような名前ではないかなと思います。
ちなみに昨年AJスタイルズ選手も王者になっていますが、今回の大阪大会ではUS王座戦に、ケビン・オーエンズ選手、バロン・コービン選手とともにトリプルスレット形式で出場します。
9月16日の対戦カードをWWE特設サイトから引用します。
【9/16(土)】
<WWE王座戦>
ジンダー・マハル(w/シン・ブラザース) 対 中邑真輔<トリプルスレット形式US王座戦>
AJスタイルズ 対 ケビン・オーエンズ 対 バロン・コービン<ラストマン・スタンディング・マッチ>
ランディ・オートン 対 ルセフサミ・ゼイン 対 ドルフ・ジグラー
<3対4ハンディキャップ・マッチ>
ナオミ&シャーロット&ベッキー・リンチ(w/アスカ) 対 ナタリヤ&タミーナ&ラナ&カーメラ(w/ジェームズ・エルスワース)その他出場予定: ニュー・デイ、ルーク・ハーパー、エリック・ローワン、エイダン・イングリッシュ
※来日タレント、対戦カードは当日まで予告なく変更される場合があります。予めご了承ください。
※王者も含め対戦カードは8/20現地開催された「サマースラム」後のものです。
アスカ選手は今回ケガのため試合にはでないようなので、ちょっと残念ですね。
来年の来日には、渡米9ヶ月でクルーザー級の王者になったものの、先日のサマースラムで防衛に失敗してしまった戸澤陽選手、ヒデオ・イタミ選手、女子プロレス団体「スターダム」の人気だった宝城カイリ選手(現・セイン・カイリ選手)もメンバーに入っていたらいいなと思っています。