4月9日(日)のIWGP戦もオカダ選手と柴田選手の死闘ぶりが話題になりましたね。
オカダ選手が防衛成功したわけですが、全力すぎてハラハラする試合展開でした。
その後、オカダ選手のドロップキックで、柴田選手が目を負傷し、緊急手術したこともニュースになっていました。
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柴田選手ならそういう負傷も「勲章」と捉えそうなイメージがありますが(個人的には後藤選手よりメンタリティは荒武者だと思います)、早く回復されることを願っています!
激しすぎるIWGPヘビー級王座の一つ前に、IWGPジュニアヘビー級王座の試合がありました。
個人的にはこちらのほうが印象的でした。
なぜなら、ほぼ試合をせず1分ちょっとで決着がついてしまったからです!
タイトルマッチは短くても15分位は試合するものですがたった1分。
すっかりプロレスの「型」に当てはめて試合を見ていたので、この展開を必要以上にすごいと思ってしまったのかもしれません。
結果はロス・インゴベルナブレスの高橋ヒロム選手が防衛成功、リコシェ選手が次回挑戦するそうです。
毎回「ヒロム選手」のことばかり書きすぎているので、バレバレだと思いますが今一番注目している選手です。
新日ジュニアはどうしても、ヘビー級のオマケみたいな存在で今ひとつ華がないなという印象でした。
ジュニアの試合は他団体のほうが、面白いと思っていたくらいです。
そんな今ひとつだったジュニアの試合を、面白くしているのがヒロム選手だと思っています。
彼の魅力は圧倒的なキャラ立ち。
不気味な振る舞い、独創的すぎるコメントを連発するので何を次はしてくれるのだろうという期待感があります。
新日ジュニアはとにかく迷走していてスター不在だった気がします。
その分外国人選手をスポット投入するなどで盛り上げていましたが、スポット投入だと感情移入しにくいんですよね。
ジュニアのスター的な存在は、獣神サンダー・ライガーがずっとやっている感じがしました。
10年か20年ぶりの若手スター選手ができて、新日も喜んでいるのではないでしょうか。
今年の新日は海外公演も含め年間興行数が増えていますが、興行数が多いとマンネリ化するという危険性があります。
看板選手のヘビー級の選手にばかり注目が集まると、新鮮さを求めて試合が壮絶になったり、いろんな人物を絡ませすぎて対立構造がカオスになることも考えられますね。
そんな時、ジュニアヘビーも盛り上がれば見どころが増えて、団体全体のコンテンツが充実する感じがします。
新日ジュニアがおもしろくなると楽しみが増えるので嬉しいです。
次は身体能力が高く、飛び技に定評のあるリコシェとの試合なのでどんな展開になるのか楽しみです。