低迷中の棚橋弘至選手のすごさと私のプロレス遍歴

棚橋弘至
4.9のIWGP戦まで柴田選手とオカダ選手のお互いの盛り上げ合戦が始まっています。意外と海外でも人気の柴田選手ですが、4月の戦いでどんな結果になるのか楽しみです。

IWGP戦においては、内藤選手のオカダ選手への絡みも見てみたいので、どこかで2人が戦うと良いなと思っていたりもします。

最近すっかり影が薄い棚橋選手ですが、ニュージャパン・カップでも結果を残せず、ロス・インゴベルナブレスのEVIL選手(かなり後輩で格下)には「もう終わった」とまで言われてしまいます。


棚橋弘至選手も現状については理解していて、東スポの記事では、「オカダは高値安定、ロス・インゴベルナブレスとケニー・オメガはストップ高、自分はストップ安ですから」と、現状を受け入れて、自力でトップに返り咲くと宣言していました。

低迷中の棚橋弘至選手について、Amazonプライムの番組「有田と週刊プロレスと」で、有田さんが「ヒールターンするかも」と予想していました。

一応、新日にはヒールのチームが3組あります。オカダ選手所属のチームCHAOS、BULLET CLUB、真壁刀義選手所属のG・B・Hに至っては「最も偉大で凶悪なヒール」というチーム名ですが、2人共そんな雰囲気はありません。

ヒール感のないヒールと、内藤選手にバッサリ斬られたこの3チーム。さらに棚橋選手までヒール化するとは、なかなか考えにくいですね。「GO エース」(← 自分で言っちゃうところが良い)とか、「愛してま~す!」がもう言えなくなるわけですし。

新日本プロレスに予定調和感が見えない感じになってきているは、良いですね。

ところで新日本のことばかり書いていますが、私のプロレス遍歴についてチラッと。

わたしのプロレス遍歴

プロレスを初めて見たのは2000年11月、FMW(今は解散してありません)という団体の試合。見る人が見れば相当引く試合ですが、面白いなあと思って見入ってしまったのがきっかけ。

しかし、プロレスは背景や団体の関係性を知らないと楽しめないところがあります。当時は「古参が楽しければそれでいい」的な側面があり、初心者向けの親切な本もコンテンツもないので、どうやって勉強すればいいのかわかりませんでした。

そんな時、知り合いに闘龍門(現・DRAGON GATE)という団体を見に行こうと誘われて行ったら、どハマりしてしまいました。ちなみにオカダ選手、新日の試合の解説担当のミラノコレクションA.Tもこの団体出身です。

私は、ヒール軍団だったM2KとCIMA選手の戦いが面白くて、毎月試合を見たいがために即ファンクラブにも入会。
当時の闘龍門は初心者や女性ファンを獲得する工夫をして、チケットがなかなかとれないという状態でした。

初心者でも女性でも楽しめる仕掛けというのは、以下の3つです。

その1:WWEを意識し、キャラ(プロレスではギミックと言います)が立っていているので、初めて見る人でもわかりやすい

その2:選手がイケメンでカッコいい

その3:技がわかりやすい。メキシコのルチャ・リブレを本格的に学んでデビューしているので、華麗な飛び技が多かった

わかりやすくて、カッコいいとなれば女性でも応援しやすいですよね。キャラもホスト風、モデル風、王子風、爽やか系、など女性が応援しやすいというのも工夫ポイント。カッコいいだけでなく、最弱プロレスラーというお笑い系レスラー、華麗な技を得意とするマスクマンなど幅も広かったです。

当時、メジャー団体が冬の時代。閉塞感のあったメジャー団体のファンだった友人の何人かは、闘龍門に流れてきました。

徐々に、女性や初心者だけではなく、闘龍門は古参のファンの心も掴むようになってきました。それなりに黄金期を迎えますが、経営陣のほうでいろいろあったのか社長が交代し、団体名がDRAGON GATEに変わりました。

私は団体が変わってからはショックで見に行けなくなりました。特にフジテレビの企画で「お台場プロレス」をやっていた時、「なんか違う・・・」と心からガッカリしました。ファン心理は複雑なのです。

その後はテレビや、他のインディー団体の試合をたまに見る程度に。ニュースで三沢光晴さんの死、新日本プロレスがブシロードへ経営譲渡などはチェックしていました。

ハッスル全盛期(個人的にはハマれなかった)を経て、2010年代になり少しずつ新日本プロレスに女性ファンが増えてきました。当時の闘龍門のような、女性ファンが楽しめる仕掛けが充実して、「プ女子」なる言葉も出てきました。

WWEを意識した派手な演出、エンターテインメント性のある試合、キャラも技もしっかり立っているという内容に変わってきたなあと思います。

中邑真輔選手がクネクネしはじめ、ワクワクする試合が見られるようになってきました。

そして、なんだかしょっぱい感じだった内藤選手もロス・インゴベルナブレスで大化けして、顔がイケメンではないものの、雰囲気とスタイルが確立された高橋ヒロム選手への期待、出戻り選手の柴田選手がIWGPへ挑戦するなど歴史とエンターテインメントを活かした見せかたができるのは新日の強みですね。


そこまで盛り上がったのは、今低迷中の棚橋選手の力が大きいわけですが。そのうち経営陣に入るのではないかなと思うほど、新日には欠かせない選手ですよね。

なんの話をしているのかわからなくなってきましたが(苦笑)、とにかくプロレスは「おもしろい!」ということでした!

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