ミッドのコーディネートを担当している高木です。
体型のお悩みやシーズンにあったコーディネートの提案をさせていただいています。
先日お客様より、
「ビール腹が気になるから、中年の僕でもできる着痩せコーデのコツを教えてほしい!」
というお声をいただきました。
ビール大好きな私も悩まされているぽっこりお腹。
そんな体型をカバーするためにはあるポイントがあるんです。
そこで本日はちょっとした工夫で着痩せして見えるテクニックをいくつかご紹介していきたいと思います。
今回はカラー、柄、ネックの3点から即効性のある着痩せ術をお伝えしていきます。
着痩せを狙うなら断然寒色系
着痩せに効果的なカラーはネイビーや水色といった寒色系のアイテム。
青を軸としたネイビーや紫といった寒色系のカラーは輪郭をスッキリと見せるだけでなく、実際よりも遠くにいるように思わせる効果があります。
実際に寒色系(ネイビー)と暖色系(オレンジ)のTシャツで比較してみると
目の錯覚で暖色系のカラーよりも寒色系でまとめたカラーの方が、スッキリとして見えるはず。
ここで寒色系、暖色系について簡単にご説明します。
寒色系とは
暖色系に比べて目に入る光の量が少ないため、物体を小さく見せる効果がある。
オススメの体型:「背の高い方」「ぽっちゃり体型の方」
寒色系カラー:ブルーグリーン ブルー パープル
暖色系とは
目に入る光の量が多く相手に高揚感を与えてしまうカラー。物体を大きく見せる効果がある。
オススメの体型:「背の低い方」「やせ気味の方」
暖色系カラー:ピンク レッド オレンジ イエロー
また白やベージュといったカラーも暖色系同様、光を取り込む量が多いため膨張色になるんです。
でも清潔感のある白はコーデに取り入れたいカラーの1つ。そこでオススメしたいのが、上下のカラーにメリハリをつけること。上半身にブラック、下半身にホワイト。メリハリのあるカラーを合わせることで視界が2分されスッキリとした印象に仕上がるんです。
またボトムも同様に寒色系でまとめると着痩せ効果を実感することができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
線の太さで着痩せを実感するボーダー柄
「ボーダー柄は太って見える」と聞いたことありませんか?
確かに横に伸びるボーダー柄と比べ、縦に伸びるストライプ柄の方が着痩せしてみえます。とはいうもののボーダー柄を避けた方が良いというわけではありません。
実はボーダー(線)の太さ次第なんです。
上の画像を比較すると太いボーダーよりも細いボーダーの方が小さく見えませんか?
インパクトのある大柄デザインのアイテムは体だけでなく顔も大きく見せてしまう効果があります。そのため、ボーダーでも細い線のアイテムをチョイスすることで、着痩せ効果を実感する事ができるんです。
着痩せのポイントは首周り
「首周りが着痩せに何の効果があるの?」と思われるかもしれません。ですが、首周りは着痩せコーデを作るのにとっても重要なんです。
首周りの着痩せで意識するのは
- 首元にアクセントを置くこと
- ネックラインの形に気をつけること
首元にアクセントを置く
人は目の位置が高くにあるため、下よりも上に視点の重心を置くのが一般的です。
首周りにストールやネックレスを取り入れると、自然と視線が上に引き寄せられ、視覚効果で痩せて見えるんです。
でもチェ―ンの長いネックレスは、目線が下に落ちてしまうため、太って見える効果があります。ネックレス選びにも注意が必要なんです。
ネックラインの形
丸首のTシャツよりも首周りが開いたVネックTシャツを選んだ方が断然着痩せを実感することができます。
首周りが開いているため、肌の見える範囲が大きい分、顔が小さく見えるんです。首のデザインが違うだけでも、小顔効果が期待できるんですよ。
いかがでしたでしょうか。
カラー、柄、首周り。
この3点を意識することで着痩せ効果を実感することができるんです。体型で服に悩まれている方がいらっしゃいましたら、ぜひ今回ご紹介したテクニックを普段着に取り入れてみてくださいね。