出川哲朗 リアクション芸人のパイオニア!骨折してもめげない

毎回、「モテぽっちゃり男子列伝」と題して、大きくて輝いている方、モテぽっちゃりの方をクローズアップして一人ずつご紹介していきます。
「大きい=かっこいい」が浸透することを目標に頑張ります。

リアクション芸人の第一人者出川哲朗さん

今回は、リアクション芸人としてお馴染みの出川哲朗さんをピックアップします。

その出川さん、最近こんなニュースがありました。

出川哲朗さん、番組収録中に2m転落し右足骨折

日本テレビは18日、タレントの出川哲朗さん(51)が16日、川崎市のスタジオで行われたバラエティー番組「謎解きバトルTORE!」の収録中にセットから約2メートル落下し、右足を骨折したと発表した。

読売新聞オンライン

この件に関し、ご本人の公式ブログではこの様なコメントを出されています。

首の骨以外、全ての骨を折ってきた俺からすれば
足の指なんてなんともない
すぐに治して、またリアクションしてみせる
俺は、そうしてきた

俺の女の口説き方-出川哲朗オフィシャルブログ

まさにリアクション芸人としての鏡のようなコメント。
何だか格闘家みたいでちょっとかっこ良く見えてくるレベルです。

既に50代に入り、ぽっちゃりした体で無理をしてしまえば怪我もしてしまいますよね。
どうぞご自愛ください。

時代を築いたパイオニア

出川さんは無茶なことをしてリアクションをとり、それによって笑いを取るリアクション芸人さんです。

というよりも、出川さんやダチョウ倶楽部上島さんが体を張ってきたことにより、「リアクション芸人」という新ジャンルが生まれたと言っても過言ではありません。
新しい時代を作ったパイオニアとも言える存在です。

ぽっちゃりというよりだらしない?

芸人さんの中にはいわゆる「ぽっちゃり枠」がありますので、その芸人さんと比べると出川さんはぽっちゃりしているイメージはあまりありません。
どちらかと言えば、「中年のだらしない体」という表現が適切かもしれませんね。

しかし、そのだらしない体が芸風とマッチして、確かなブランディングになっている。
ぽっちゃりの新たな可能性を示した存在として、稀有な例とも言えます。
こういう見せ方もあるんだな、ということですね。

ウッチャンナンチャンと同級生の役者志望

そんな出川さん。
ご存じの方も多いと思いますが、元々は役者志望でした。

専門学校時代の同級生だったウッチャンナンチャンらと「劇団SHA・LA・LA」を旗揚げして、自らは座長となり公演をしていました。
今でも出川さんとウッチャンナンチャンの仲が良いのはこういう理由なんですね。

役者時代、実は脇役ながら映画「男はつらいよ」シリーズにも出演しています。
そして、この頃は全くぽっちゃりしていません。

出川さんが一躍有名になったのは、何と言ってもTV番組「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の存在が大きいでしょう。
今では考えられない企画の数々で、たくさんのリアクションと名言を残しました。
この中でリアクション芸が磨かれ、「リアクション芸人」というジャンルが確立していったわけですね。

なんだか憎めないおじさん

その後はご自身の冠番組などは持たないまでも、たくさんの芸人が生まれては消えていく芸能界の中で、名脇役として息の長い活躍をしています。
そのずんぐりむっくりな体型も手伝って、「なんだか憎めないおじさん」という感じの絶妙なポジショニングをしています。

一時期は「女性の嫌いなタレントランキング」の常連でしたが、今では結構好かれているんじゃないかなーと思いますね。

出川さんのように、今後も新たなジャンルのぽっちゃり体型の活用者は現れるのでしょうか?
ぽっちゃりの可能性は無限です。

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