お腹周りの気になるお肉。
年齢とともに徐々に気になってきますよね。
若い頃にはいていたジーンズがはけないという経験をした人も多いと思います。
見た目も悪く、健康にも良くないと言われる内臓脂肪。
でも、内臓脂肪だって意味もなく付いているわけではなく、無くてはいけないモノのはず。
健康的なダイエットの為に、内臓脂肪の本当の役割を理解してみましょう。
内臓脂肪はどうして健康に良くないのか?
内臓脂肪が健康に悪影響を与えると言われていますが、それは本当なのでしょうか?
その悪影響ばかりが注目されて、内臓脂肪の本当の働きが無視されているように思います。
内臓脂肪は本来、腸の周りに付着して内臓を固定する役割があります。
そして、その脂肪はもしものときの為に身体の非常食、栄養として蓄えられているのです。
最新の研究結果では、ホルモンを作り出すことも分かってきているそうです。
このように、内蔵脂肪は人間の身体の中でとても大事な役割を担っているのですから、邪魔者扱いして目の敵にするのはかわいそうですね。
でも、飽食の現代では内臓脂肪は消費されずに蓄積される一方なのも事実。
内臓脂肪はホルモンを作る働きがあると書きましたが、増えすぎるとホルモンが必要以上に作られてしまいます。
それが糖尿病の原因になったり、脂肪が血中に溶けて高脂血症や高血圧を引き起こすのです。
過ぎたるは及ばざるがごとし。何事もバランスが大切なんですね。
内臓脂肪の落とし方、食事編
食事は1日3食きっちり食べましょう。
朝食抜きやお昼抜きは逆効果になりがちです。
もし食事の量を減らすのでしたら夕飯時がベストですね。
でも、夕飯はせっかく奥様が作ってくれて残すのは申し訳ないという方も多いはず。
そんな場合はお昼ごはんをダイエット食に置き換えてみるのもいいですね。
あと、喉が渇いた時にジュースをがぶ飲みするのはNG。
お茶やミネラルウォーターで少しでも摂取カロリーを少なくしましょうね。
1日の摂取カロリーと消費カロリーを考えるのがダイエットの鉄則です。
内臓脂肪の落とし方、運動編
運動は継続的にゆるやかな負荷がかかる有酸素運動が効果的です。
手軽な方法としてはウォーキングが代表的ですね。
でも、その前の準備でストレッチを忘れないでくださいね。
今まで使っていなかった所を急に動かすと、歩くだけでも膝や足首を痛めてしまう事もあります。
無理をして身体を壊してしまったらダイエットが台無しです。
足腰が不安な人は水泳やサイクリングもオススメですよ。
特に水泳は浮力のおかげで足腰の負担がなく、水の抵抗で筋肉を使いますので見た目以上の運動効果があります。
水泳の萩野選手や北島選手の肉体も、水泳の全身運動による賜物なのです。
たまにはご褒美も必要です
ダイエットは自分との戦いです。
好きなご飯やお菓子を食べたい誘惑が次から次に襲ってきます。
牛丼、天ぷら、ラーメン。
それを乗り越えて手にできる達成感は何者にも代え難いはず!
だけど、たまにはご褒美や付き合いで好きな物をお腹いっぱい食べてくださいね。
痩せてもストレスで不健康だったら何の為のダイエットか分からなくなっちゃいますから。
ご褒美の後は、置き換え食や運動でしっかり調整してくださいね。