先日、6月19日の大阪城ホールでのIWGPヘビー級王座を賭けた、内藤選手とオカダ選手の試合、オカダ選手がベルトを奪還しましたね。
4月は「内藤が勝った!内藤が勝った!」と、アルプスの少女ハイジの名セリフ「クララが立った!」のように、プロレス雑誌、新聞がこぞって特集を組んでいましたね。
そんな内藤選手の王者は2ヶ月ちょっとでした。
短い…
そんな内藤選手は、「すべては俺の手のひらの上」と、負けも想定内くらいのことを言っていました。
次の抗争はどう出るのでしょうか。トランキーロな感じで、展開を待ってみます。
ちなみに、Number Webのコラムでは、「内藤は暴言三昧で、相手選手はもちろん、団体のオーナーにも噛み付いているのに、観客からは拍手喝采を浴びるのか」をテーマにしていました。
「新日がオカダを2億かけてスターにすることは、今後誰が頑張ってもオカダの上には行けないってことではないか」など、プロレスをつまらなくするような組織の都合を、歯に衣着せぬ物言いで噛み付いている内藤選手。
確かにそれは見ている方も勝敗がついているようで、ワクワクしないので、「よく言った、内藤」となるのかもしれません。
さらにこのコラムではオカダ選手のセリフ感(言わされてるだけ)は、ファンの心をつかめないと、マイクパフォーマンスのスキルを斬っているのも見どころです。
外道選手がどんなに頑張って喋っても、評価にはつながらないんですね。
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ちなみに結果的には、あまり芳しくないマイクスキルのオカダ選手も面白かったと言われているのは、最後に「内藤さん、あせったよ」と、トランキーロ(あせんなよ)ありきの、セリフ。
でも「体力を使うのでマイクは外道に任せたい」というあたり、オカダ選手の個性を感じますね。マイクを極める気はないらしいです。
きっと今以上に魅せるプロレスが期待できるのかもしれません。
次のイベントはG1、どうなるのか楽しみですね。
個人的にはWWE的なラダーマッチを見て、日本のプロレスならではの独自路線の面白さを追求していただきたいと思いました。内藤選手がいつか言ってくれるのを期待しています。